「アンメット」井浦新、若葉竜也との芝居振り返る 舞台の撮影裏も

2024年6月9日(日)19時0分 モデルプレス

井浦新(C)フジテレビ

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【モデルプレス=2024/06/09】女優の杉咲花が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系・月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜よる10時〜)の第9話が10日に放送。放送を前に、大迫紘一を演じる俳優の井浦新のコメントが到着した。
◆杉咲花主演「アンメット」
本作は“記憶障害の脳外科医”という主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。第8話では、父親が交通事故による後遺症を負ったことで、綾野(岡山天音)がそれまで父が担っていた過疎地医療の現実を目の当たりにし、さらに、婚約者だった麻衣(生田絵梨花)の本心を知ることに。政略結婚が破棄寸前だったものの、互いに本音をぶつけ、素直になった綾野と麻衣のカップルが結ばれると、ネット上には「推せる」「おめでとう」など祝福の声が多数上がり、X(旧Twitter)では“#アンメット”が日本トレンド1位、さらに世界トレンド1位も獲得。「三瓶先生」「綾野先生」などの関連ワードもランクインした。
ナチュラルな『アンメット』流のラブストーリーに盛り上がる一方、ミヤビ(杉咲)も過去の記憶を徐々に思い出すように。過去の自分を1つずつ取り戻し、回を追うごとに穏やかで慈愛に満ちた笑顔が増えていくミヤビ。ネット上には、このまま三瓶(若葉竜也)のことも思い出してほしいと願う声も多い。しかし、その三瓶はといえば、たびたび綾野への嫉妬心をチラつかせたり、何かと可愛らしい一面をのぞかせる一方で、ミヤビの記憶障害の改善具合に1人納得がいかず、大迫がまだ何か隠していると疑惑を捨てきれない。そしてラストシーンでは、綾野と麻衣と過ごす幸せな時間にミヤビが何かを思い出し、大迫に「記憶障害の本当の原因を教えてください」と直訴。物語が大きな山場を迎えることを予感させた。
◆井浦新「アンメット」反響に驚き
第9話では、ミヤビが、ある人物に会った瞬間に、得体の知れない恐怖を感じるシーンが描かれる。また、三瓶がもっとも知りたかったミヤビの記憶障害の本当の原因へと近づいていく。今作で、善人か悪人か予測不能の難しい役どころに挑んでいる井浦は、複雑で多面的な人物表現に視聴者から賞賛の声が上がっていることに「え!そうなんですか?!」と驚きつつ、今回の現場を「猛者が集う『アンメット』」と評す。
撮影に関しては「現場では、芝居時間の何倍もの時間をかけて各部署のセッティングが行われています。各部署の普通じゃないこだわりの仕事が、画に、作品に力を与えていると思います」と舞台裏を明かした。また劇中では、同じ医者でありながら、治療に対する考え方の違いから、三瓶と敵対することも多い大迫。しかし、井浦自身は三瓶のキャラクターが気になるようで「三瓶先生が論理的な理屈を述べて、美味しくもないのに飲んだり食べたりするときの台詞の温度感が妙にクセになって、いまだに頭の中で鳴り響いています。若葉くん、助けてください」と視聴者同様、若葉の芝居に魅力を感じている様子をうかがわせた。
 
大迫が隠してきた秘密の全貌が明らかになる第9話。見どころについて聞かれると「9話を観る前にもう一度1話から観ると、とってもとってもアレなので、ぜひ復習してみてください。そうしておくと、9話がより深くアレで、きっとアレだろうと思います。どうぞお楽しみください」と、ユーモアたっぷりに語った。(modelpress編集部)
◆井浦新コメント全文
Q.これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?
井浦:ストーリーや登場人物だけでなく、撮影部や照明部や技術スタッフの皆さんの仕事をしっかりキャッチしてくださる、とても嬉しい感想をたくさんいただきます。撮影現場では、芝居時間の何倍もの時間をかけて、各部署のセッティングが行われています。アンメットの現場では普通の現場より時間をかけています。各部署の普通じゃないこだわりの仕事が、画に、作品に力を与えてると思います。「他の作品と何かが違うんだよなぁ」という問いかけに、僕が座組や現場で行われていることを伝えると、みんな納得してくれます(笑)。まさに、猛者が集う『アンメット』。
Q.『アンメット』で、好きなシーン、印象的なシーンを教えてください。
井浦:三瓶先生が、論理的な理屈を述べて、美味しくもないのに飲んだり食べたりする時の台詞の温度感が妙にクセになって、いまだに頭の中で鳴り響いてます。若葉くん、助けてください。
Q.さまざまな作品にご出演されていますが、そのどれもが印象的。井浦さんが演じると、良い人なのか悪い人なのかわからない、複雑で多面的な人物表現に驚くという声がありますが、ご自身としてはどうお感じですか?
井浦:え!そうなんですか?!ありがとうございます。磨きます!
Q.撮影現場でのエピソードお教えください。共演者の意外な一面、驚いたことなどがありましたらお願いします。
井浦:ミヤビくんの食べっぷりは、画面で観ると、モグモグよく食べてキュートだなぁと思いますが、撮影現場では爆食を6〜7回撮影しますから、壮絶です。実家でのご飯のシーン(4話)と誕生日ケーキのシーン(8話)は凄まじかった…杉咲さんのまさに体を張った芝居に脱帽します。
Q.撮影を乗り切る井浦さん自身のリラックス方法・楽しみにしていることがあれば教えてください。
井浦:撮影現場に行くことです。撮影が始まると、緊張したり魂が擦り減ったり疲弊しますが、また現場に行くと、元気になって楽しく過ごして、でも撮影が始まると緊張したり魂が擦り減ったり疲弊しますが、また現場に行くと元気に…。
Q.9話や今後の展開のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします!
井浦:9話を観る前に、もう一度1話から観ると、とってもとってもアレなので、ぜひ復習してみてください。そうしておくと、9話がより深くアレで、きっとアレだろうと思います。どうぞお楽しみください。
◆「アンメット」第9話あらすじ
過去に三瓶(若葉竜也)と綾野(岡山天音)と麻衣(生田絵梨花)と4人で食事をしたことを思い出したミヤビ(杉咲花)は、麻衣が三瓶との婚約について何か知っているのではないかと考える。自宅で餃子パーティーをしながら麻衣に尋ねると、その記憶は自分たちが南アフリカのケープタウンで三瓶と初めて会ったときのものだと分かる。当時、ミヤビと三瓶が2人でよく行動していたことは事実だが、それは綾野からのアプローチをかわすための嘘が始まりだったという。婚約については麻衣も詳しくは知らず、真実を知るのは三瓶ただ1人ということに。ミヤビはついに、三瓶本人に向き合おうと決意する。
そんな中、偶然、西島(酒向芳)と出くわしたミヤビは、西島の隣を歩く鵜原建設の押尾晴人(黒田大輔)を見て足がすくむ。理由は分からないが、とてつもない恐怖を感じたのだ。戻ってきたミヤビの様子に異変を感じ、話を聞いた三瓶は…。一方、麻衣から「大迫教授はミヤビちゃんに言ってないことがある」と聞いたミヤビは大迫の元を訪ねる。一度は何も答えなかった大迫だったが、あることをきっかけにミヤビを改めて呼び出し、「全部話すよ」と自分の思いを語り始める。
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