二宮和也主演映画、来年公開! 三木孝浩監督が「ロボット・イン・ザ・ガーデン」映像化

2021年6月11日(金)7時0分 シネマカフェ

『TANG タング』Based on A ROBOT IN THE GARDEN by Deborah Install Copyright (C) 2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency, Inc. , Tokyo(C)2022映画「 TANG 」製作 委員会

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二宮和也が主演を務める映画『TANG タング』の公開が決定。「嵐」活動休止以降、これが初の主演映画となる。

本作は、ベルリン国際映画祭で“映画化したい一冊”に選ばれた、人間とロボットによるハートウォーミングな物語が絶賛されているイギリスの小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」(デボラ・インストール作 松原葉子訳 小学館文庫)が原作。日本国内では、シリーズ累計発行部数21万部を超え、海外の作家のデビュー作としては異例のベストセラー。

今回公開が決定した映画は、これを日本版にアレンジが加えられている。

二宮さんが演じるのは、ゲーム三昧で妻に捨てられ、人生に迷うダメ男・春日井健。ある日、健の家の庭に記憶を無くした不良品ロボット“タング”が迷い込んでくる。この迷子同士の運命の出会いが、驚きにみちた壮大な冒険の幕開けとなり、ポンコツコンビが観る者を笑顔と感動に包み込む。

「タングというロボットを通じて、ダメ人間が社会と向き合う。一見、特殊な形に見えますが、普遍的な友情物語だと思っています」と語る二宮さんは、「無事に撮影が終わり、ホッとしています」とコメント。「公開を楽しみに待っていただけたら嬉しいです」とメッセージも寄せた。

原作者のデボラは、大の親日家。日本での実写化に「私はこの映画が素晴らしい作品になることを確信しています」と言い、「特に楽しみなのは、『硫黄島からの手紙』で西郷を演じた二宮和也さんが健を演じるということです。繊細さとユーモアを持った彼は、まさに健を演じるのにぴったりな方だと思います。長年日本映画を見てきたファンの1人として、タングの物語がスクリーンで見られる喜びを、日本の映画ファンと共有できることを非常に楽しみにしています」と大いなる期待を語った。

監督は、『ソラニン』『僕等がいた』などを手掛け、『夏への扉 -キミのいる未来へ-』がもうすぐ公開を控える三木孝浩。脚本は、大きな話題となった「恋はつづくよどこまでも」や、現在放送中の「着飾る恋には理由があって」の金子ありさ。また、愛され不良品ロボット“タング”に命を吹き込むのは、『STAND BY ME ドラえもん』や『DESTINY 鎌倉ものがたり』などを手掛ける、日本を代表するVFXプロダクション「白組」が担当。

三木監督は「昨今の邦画では類を見ない実写とCGキャラクターの融合した世界は、とてもチャレンジングな企画であり、新たな可能性を感じる作品でもあります」と話し、「他者への不寛容が肥大しつつある今だからこそこの荒唐無稽で大胆な物語が、どこかおおらかで他者そして自分自身を受け入れる勇気をちょっとだけ与えてくれるような映画になってくれればと願っています。健とタングの珍道中、ぜひお楽しみに!」と呼びかけている。

『TANG タング』は2022年、全国にて公開予定。

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