「光る君へ」吉高由里子 宣孝からの電撃求婚「まさかまさかの親戚」まひろも変化「捉え方の成長」

2024年6月16日(日)21時0分 スポーツニッポン

 女優の吉高由里子(35)が主人公・まひろ役を演じるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は16日、第24話が放送された。吉高が藤原宣孝(佐々木蔵之介)からの“電撃プロポーズ”を振り返った。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛〜僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第24話は「忘れえぬ人」。まひろ(吉高由里子)は藤原宣孝(佐々木蔵之介)から求婚され、周明(ヂョウミン)(松下洸平)からも一緒に宋へ行こうと誘われる。しかし、心の中には藤原道長(柄本佑)が…。一方、藤原定子(高畑充希)と生まれた姫皇子に会いたい一条天皇(塩野瑛久)の気持ちが募り、藤原詮子(吉田羊)は帝の願いを叶えてあげてほしいと道長に懇願。藤原行成(渡辺大知)の案により、内裏の外で会える運びとなるが…という展開。

 宣孝「都に戻ってこい。わしの妻になれ。戯れではない」「あの宋人と海を渡ってみたとて、忘れ得ぬ人からは逃げられまい」「自分が思っている自分だけが自分ではないぞ。ありのままのおまえを丸ごと引き受ける。それができるのはわしだけだ。さすればおまえも楽になろう」

 まひろ「忘れ得ぬ人がいてもよろしいのですか」

 宣孝「よい。それもおまえの一部だ。丸ごと引き受けるとは、そういうことだ。都で待っておる」

 まひろは藤原為時(岸谷五朗)に宣孝からの求婚を報告。「(宣孝の)そのお言葉が、少しばかり、胸に染みました。思えば、道長様とは、向かい合いすぎて求め合いすぎて、苦しゅうございました。愛おしすぎると、嫉妬もしてしまいます。されど、宣孝様だと、おそらくそれはなく、楽に暮らせるかと」「誰かの妻になることを、大真面目に考えない方がよいのではと、この頃思うのです。子どもも産んでみとうございますし」と打ち明けた。そして、宣孝からは「早く都に戻って参れ」と文が届いた。

 オンエア後、撮影現場からの音声コメント「君かたり」が番組公式SNSにアップされた。

 ▼吉高由里子(宣孝の告白)いや、ビックリだと思いますね。こんなに昔から知っている人で、まさかまさかの親戚ですよね?、言ってしまえば。これも、この時代をやっている醍醐味でもあるのかなと思いながら。だけど、まひろの心境も変わってきているので。誰かの妻になるということが大真面目に考えなくてもいいのでは、というような考えになってきている時なので。その時代の1人の女性としての成長というか、捉え方の成長というのを感じましたね。

 次回は第25話「決意」(6月23日)が放送される。

スポーツニッポン

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