田中圭「『おっさんずラブ』がくれたものは“仲間”」、林遣都らと“OL民”に感謝伝える

2019年8月23日(金)19時40分 映画ランドNEWS

『劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』初日舞台挨拶が23日、都内・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、キャストの田中圭林遣都内田理央、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉沢村一樹、志尊淳、眞島秀和、大塚寧々、吉田鋼太郎、監督の瑠東東一郎が登壇した。



モテない独身ダメ男・春田創一(田中圭)と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、イケメンでドSな後輩・牧凌太(林遣都)の三角関係をピュアに描いたラブコメディ「おっさんずラブ」の劇場版。おっさん同士の恋愛にさらなる嵐を巻き起こす新キャラクターとして、天空不動産で新たに発足したプロジェクトチームのリーダーで春田たちの前に立ちふさがる強敵・狸穴迅役に沢村一樹、春田が所属する天空不動産第二営業所に配属されたキラキラネームの陽気な新入社員・山田正義(ジャスティス)役に志尊淳が扮する。


“OL民”待望の映画化!『劇場版おっさんずラブ』大ヒットスタート




8月23日(金)より全国314館/325スクリーンにて公開となった本作。この日の動員と土日の座席予約数から考慮して、興行収入30億円超を見込める大ヒットスタートを切っている。熱狂的な「O(おっさんず)L(ラブ)民(ファン)」、通称“OL民”待望の映画化ということもあり、リピーターが続出すれば更なる大ヒットも期待できる。



田中は「連ドラの時から『おっさんずラブ』を大きくしてくださったのは、応援してくださる皆さんのおかげ。今日という日を迎えられるのも、僕たちの『おっさんずラブ』を愛してくれて、僕たち以上に盛り上げてくださった皆さん。本当に感謝しかありません!」と感慨深い様子。「映画化が決まった時、プレゼントをもらったような気分でした。皆さんに恩返し・倍返しできるよう、映画版パワーアップキャストの…ドラマメンバーと、なんとか恩返しできたんじゃないかなと誇りを持って皆さんにお返しします!」とファンに感謝を述べた。


田中圭、林遣都ら「〇〇が、とまらない」




「ラブが、とまらない」という本作のキャッチコピーにちなみ、キャストが最近ハマっている「〇〇が、とまらない」をフリップを使って回答するコーナーが。「“想像”が、とまらない」(瑠東監督)、「“こじまだよ”が、とまらない」(児嶋)、「“香港映画熱”が、とまらない」(伊藤)、「“眞島愛”が、とまらない」(金子)、「“キュンキュン”が、とまらない」(大塚)、「“ソフトクリーム”が、とまらない」(眞島)、「“ゾンビ倒し”が、とまらない」(内田)と次々と発表するキャスト陣。香港のシーンでは「実は春田の後ろにいるんです!」と、田中がロケ見学に来ていた伊藤のカメオ出演を発表していた。



田中は「“おっさんずラブ”が、とまらない」と明かし、「皆さんの手で『おっさんずラブ』をより大切な作品にしてほしい。今日でこのメンバーでやる『おっさんずラブ』は最後なんです。本当にみんなでプライベートも共有しながら一緒の作品をやってきて、『おっさんずラブ』がくれたものは“仲間”だと思います。これからもずっと一緒に仕事をしていきたい。『おっさんずラブ』に出会えたことが本当に良かったと思ってくれる皆さんのことも知っています。この作品がずっと心のドキドキ、元気になってくれる一つとして育ってくれたらいいなぁと思います。『おっさんずラブ』がこれからも止まらないのだとしたら、どこまでもいけばいいのになぁと思っています。“おっさんずラブ”が、とまらない」と胸の内を明かすと、会場からは大きな拍手が贈られた。



「“感謝”が、とまらない」と掲げた林は、「ファンの皆様あっての作品。連続ドラマからここまで応援していただいて、感謝の思いでいっぱいです。『おっさんずラブ』に携わった1年間、いろんな変化がありました。この作品をきっかけに自分のことを多くの人に知っていただいた実感もあって…自分の頑張り以上のご褒美のような経験をいっぱいさせていただいて、感謝の気持ちしかありません」と真摯に語った。


吉田鋼太郎「圭の代表作に」




冒頭の挨拶で「大島です」(吉田)、「吉田だよ!」(児嶋)と息のあったやりとりで会場を沸かせた吉田。続けて、「児嶋さんとはもう一生会えないと思いますが…」と児嶋をイジり、笑いをさらう。



吉田は「“田中圭”が、とまらない」と、「男はつらいよ」寅さん役の渥美清の名前を挙げ「年末の単発スペシャルドラマから始まり、連ドラになって社会現象を巻き起こし、そして今、映画になって…僕らにとっては夢のようなところにいます。その中心にいる田中圭、寅さんの代わりのような存在になってくれるのではと思っています」と、長年シリーズにわたり国民から愛されているキャラクター・寅さんと、今作での田中を重ね合せる。



続けて、「寅さんは誰かを好きになってはフラれるのですが、圭がいろんな人に好きになられるというパターンで、圭の代表作に。圭がずっとこの役を演じていてくれたらいいなぁと。そういう意味で“田中圭”はとまらない、とまってほしくないと思います。“田中圭”が、とまらない!」と語り、会場を沸かせた。


沢村一樹が一人二役!?「“おかずクラブ”が、とまらない




劇場版から参加した沢村は、「今回のこの映画で初めて一人二役…難しかったー!」と意味深な発言でキャスト陣から「どうしたどうした?」と猛ツッコミを受ける。劇場版ゲストのゆいP(おかずクラブ)の名前を挙げ、自身が演じているかのように「難しかったー!皆さん気づきました?いろいろテレビを見て練習しましたよ。映画楽しんでください(笑)」とハニカミ。



フリップのコーナーでも「“おかずクラブ”が、とまらない」と明かし、「役作りが大変で、役がなかなか抜けなくて…ゆいPの役で僕はアカデミー賞助演女優賞をとれると思っています」と爆笑をさらっていた。田中は「役の研究のために(バラエティ番組等を)見ていたわけですね!さっきのすげーフリだったんですね!」と、一人二役の下から続いていることをツッコミ、キャスト陣も笑い仲睦まじい様子をのぞかせた。


志尊淳「後悔のないように生きよう」胸打たれる




山田正義(ジャスティス)を演じた志尊は、冒頭の挨拶で「応援していただいているファンの方のお父様から『娘が亡くなりました。志尊くんが生きる糧となっていて、ありがとうございました』とお手紙をいただきました。すごく胸を打たれて、自分にもっとできることがあったんじゃないかと後悔が過ぎりました。そんな中、ジャスティスの役をいただいて、ジャスティスを通して皆さんの愛に触れることができて、僕自身、これからも後悔のないように生きようという気持ちになりました」と真摯に語る。



「“お馬ラブ”が、とまらない」という志尊は、「馬が大好きでして。競走馬のドキュメンタリーを観たのがきっかけ。最近は競走馬のルーツや血統、いろんなところを探るのが楽しくなってきて。馬をずっと見ています!」と笑みをこぼしていた。


田中圭らがファンに感謝「みんなに出会えてよかった。」




フォトセッションは客席後方にキャスト陣が集結して行われた。キャスト・監督12名それぞれが「み」「ん」「な」「に」「出」「会」「え」「て」「よ」「か」「っ」「た。」と、映画チームとファンへの感謝の気持ちを表したミニパネルを持って撮影。田中と林ががっちり肩を組む場面もあるなど、最後まで大盛り上がりだった。



『劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』は全国公開中


(C)「劇場版 おっさんずラブ」製作委員会


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