『いなくなれ、群青』横浜流星、中・高時代にヤンチャした過去「カッコつけて意気がっていた」

2019年9月6日(金)21時6分 映画ランドNEWS

映画『いなくなれ、群青』初日舞台挨拶が6日、都内・新宿バルト9にて行われ、キャストの横浜流星飯豊まりえ、矢作穂香、松岡広大松本妃代、中村里帆、監督の柳明菜が登壇した。



第8回「大学読書人大賞」受賞作にして、「読書メーター読みたい本ランキング」第1位を獲得した河野裕による青春ミステリー小説『いなくなれ、群青』を実写映画化した本作。「七草」演じる主演・横浜流星、「真辺由宇」演じる飯豊まりえのほか、黒羽麻璃央、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆らが出演。監督は、アメリカの高校在学中の2001年に短編映画でバッカイフィルムフェスティバルのオハイオ州優秀賞を受賞し、帰国後、カメラマン・映像監督として活動をしてきた新鋭・柳明菜が務める。


横浜流星「一人でも多くの方にこの作品を観ていただきたい」




大歓声で迎えられたキャスト陣。黒髪姿で登場した横浜は「本当に一人でも多くの方にこの作品を観ていただきたいです!」と挨拶。複雑で繊細なストーリー展開が描かれる本作は、入念なリハーサルを経て完成させたようで「原作がとても難しい世界観で、言葉やセリフをどう表現したらいいか、実写化する上で高い壁だと思いました。大事なシーンは一通りリハーサルをしていたので撮影はスムーズに入ることができました。もちろんリハーサルや準備期間のある作品はありますが、こんなにも入念に準備をして臨めたのはすごく心強かったです。みんなで一緒に撮影に入る前から作品を作っている気がして、その期間をくださったことに感謝しています」と真摯に語る。



飯豊も「リハーサルができなかったら、こんな風に撮れなかっただろうなと思います。それくらい複雑で簡単に理解できるような役柄で…本当は時間をかけちゃいけないんですが、監督に妥協せず何回もやらせていただいて。自信を持って皆さんにお届けできる作品になったと思います」とコメントした。


柳監督は「まず小説の美しさを描き切ろうと思っていて、設定が不思議なファンタジーなのでリアリティがとても大事だった。各キャラクターには難題を言って、心の底から感じて芝居をしてもらいたかった。本当に素晴らしいお芝居をしてくださいました!」と明かした。横浜は「それは監督のおかげ、皆さんのおかげです!みんなからもらったものを受けるだけだったので、それはもう皆さんのおかげですよ!」と恐縮しきりだった。


横浜流星、中・高時代にヤンチャした過去「カッコつけて意気がっていた」




イベントでは、なくしたものを見つけていく主人公たちにちなみ、キャスト陣に「これまでになくしたものは?」とのお題が。劇中の象徴的なシーンで使用された電話が登場し、受話器を取った横浜は「なくしたものは“意気がっていた自分”です」と告白。



続けて、「中・高はちょっとヤンチャしてしまって、カッコつけて意気がっていたんです。ただ、このお仕事を始めて今の自分がいるんですが、思い返せばあの頃の自分はすごく輝いていたなと思う瞬間があって…意気がっていた自分も受け入れて、これから前に進んでいこうと思います。どんな自分も受け入れようと、この作品を観て思いました」と明かした。



映画『いなくなれ、群青』は9月6日(金)より全国公開


(C)河野裕/新潮社 (C)2019映画「いなくなれ、群青」製作委員会


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