ピョン・ヨハン「アクションに感情を込めた」『声/姿なき犯罪者』メイキング映像

2022年9月28日(水)13時0分 シネマカフェ

『声/姿なき犯罪者』 メイキング(C)2021 CJ ENM Co., Ltd., SOOFILM ALL RIGHTS RESERVED

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近年深刻化する犯罪のひとつである振り込め詐欺を韓国で初めて描き、韓国でオープニング成績1位の大ヒットを記録したピョン・ヨハン主演のリアル犯罪アクション『声/姿なき犯罪者』より、メイキング映像が解禁された。




今回解禁となったメイキング映像の冒頭で、詐欺グループに立ち向かう元刑事ソジュンを熱演したピョン・ヨハンは「韓国では振り込め詐欺の電話がよくかかってきます」と驚きの実情を話す。その上でキム・ゴク監督が「映画には警告の意味もある」と語るように、本作は徹底したリサーチで「とても緻密で組織的」な犯人の手口や相手をだますために使われるシナリオも細部まで再現。

劇中、振り込め詐欺組織の責任者で極悪非道なクァクを演じたキム・ムヨルも「(被害者がかかってきた電話を怪しんで)リコールしても、また電話が行き(犯人たちの)シナリオどおりに進む」と説明するように、できるだけ現実的に描こうとした製作陣と俳優たちの熱演で、観る者を一気に物語に引き込んでいく。

また、「中国の閉鎖されたショッピングモールを改造しているという設定で、そこで欲望を抱く人々が詐欺を働く」というコンセプトのもとに作り上げられたコールセンター本拠地のセットも迫力満点。監視者を演じたパク・ミョンフンも「コールセンターのセットがリアルで驚いた」と語る。

さらに、「アクションに感情を込めた」と言うピョン・ヨハンの身体を張ったアクションシーン撮影の様子も映し出され、「悪者を倒せるほどの肉体を作るためにアクション監督と厳しい訓練をした」と明かしている。アクション監督も「ピョン・ヨハンさんが代役なしで演じた。キャラクターにピッタリで自己犠牲が徹底した俳優」と絶賛。

一方で、巨大な詐欺組織の総責任者クァクを演じたキム・ムヨルは「極悪だが魅力的」で二面性のあるキャラクターを怪演。ピョン・ヨハンとの激しいバトルも見どころで、撮影の合間には役柄を離れたふたりの満足気な笑顔もみられる。

「映画の中であっても警告したかった」とピョン・ヨハンが熱く語る本作。日本にいる我々にとっても身近な犯罪の実態を暴くリアル犯罪アクションをスクリーンで楽しんで欲しい。

『声/姿なき犯罪者』は10月7日(金)より全国にて公開。

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