世界的絵本作家の知られざる真実描く『ヒトラーに盗られたうさぎ』シーン写真到着

2020年10月6日(火)19時0分 シネマカフェ

『ヒトラーに盗られたうさぎ』(c)2019SOMMERHAUS FLIMPRODAKTION GMBH/LA SIALA ENTERTAINMENT GMBH / NEXTFILM FILMPRODAKTION GMBH&CO.KG/WARNER BROS.ENTERTAINMENT GMBH

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世界的絵本作家ジュディス・カーの自伝的小説「ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ」を映画化した『ヒトラーに盗られたうさぎ』より、ポスタービジュアルとシーン写真が到着した。

1933年、ヒトラーの台頭によってナチスが政権を握る直前にその迫害から逃れるため、家族と共に故郷ドイツを出国。スイス、フランスを経て1936年にイギリスへと渡ったジュディス自身の少女時代の過酷な逃亡生活の体験をもとに、“9歳の少女アンナ”が貧困や差別などの困難を乗り越えながら、家族との絆を深めていく様子を描く。


主役のアンナ役は、1000人ものスカウトから見出された新人リーヴァ・クリマロフスキ。どんなに過酷な状況に出会ってもまっすぐに前を向く少女を瑞々しい感性で演じた。今回到着したシーン写真では、どんなときも“うさぎのぬいぐるみ”を手放さなかったアンナの様子や、逃亡先の国で新しいクラスメイトと一緒に授業を受ける様子、家族全員で列車に乗り込むショットなど、第二次大戦前、世界に翻弄されながらもたくましく生き抜く少女の姿が切り取られている。


ほかにも、アンナの父は『帰ってきたヒトラー』のオリヴァー・マスッチ、母は『ブレードランナー 2049』のカーラ・ジュリ。アンナとその家族を常に気に掛ける心優しいユリウスおじさんは『ヒトラー 〜最期の12日間〜』のユストゥス・フォン・ドホナーニ。そして、アンナの兄マックスは『はじめてのおもてなし』に出演したマリヌス・ホーマンが演じている。なお、監督は『名もなきアフリカの地で』で第75回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したカロリーヌ・リンクが務めた。


併せて到着したポスタービジュアルは、逃亡生活を始める直前、“持ち物は一つだけ”と母に言われたアンナが、ピンクのうさぎのぬいぐるみを抱きしめて眠りにつく写真が使用されている。


『ヒトラーに盗られたうさぎ』は11月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開予定。

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