田中圭「おっさんずラブ」出演後に葛藤「俺そんなんじゃないし」払拭できた作品とは

2024年12月2日(月)13時22分 モデルプレス

田中圭(C)モデルプレス

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【モデルプレス=2024/12/02】俳優の田中圭が、1日放送のMBS/TBS系「日曜日の初耳学」(毎週日曜よる10時〜)に出演。代表作であるテレビ朝日系ドラマ「おっさんずラブ」(2018)出演後の葛藤について語った。
◆田中圭、小栗旬の存在にプレッシャー
2018年に放送された大ヒットドラマ「おっさんずラブ」で主人公の春田を演じ大ブレイクを果たした田中。ところが、この日の放送で田中は「『おっさんずラブ』の後って僕すごく荒れてたんですよ」と衝撃の告白をした。田中は「うちの事務所って小栗旬君がいて、小栗旬君がパーンって一躍トップスターみたいになっちゃったので…」と同じ事務所に所属している俳優の小栗旬の存在を口にした。
というのも、田中は「旬君がドーンってなってから、ブレイクしなきゃ意味がないみたいな」とブレイクすることが1番大事だという雰囲気が事務所の中に出来上がり「『鳴かず飛ばずだね』とか言われたりすることもあって」とそれまであまり大きな役を得ていなかった田中にとって小栗の存在がプレッシャーになっていたと明かした。
◆田中圭「おっさんずラブ」出演後の葛藤
「『おっさんずラブ』前も俳優としては成立してたんですよね。例えば、バイト辞めれたりとか家族養ってたりとか」とブレイク前も役者業1本で生活できていた田中だったが、ブレイク後は「『ようやく売れたな』とか『おめでとう』とか…」と周囲から売れなければ意味がないという前提で声をかけられるようになったという。田中はそんな周囲の反応に対し「嬉しくないわけじゃないですけど、あまりにも言われすぎて、『俺の今まで何だったんだよ』みたいな」と複雑な思いだったと振り返った。
また、「春田っていう役のおかげもあって、街歩いててもすごく好感度が高かったんですよ」と役柄と同一視されることも多かったという田中は「『俺そんなんじゃないし!』って言いたくなっちゃうくらい」とブレイク後の環境の変化に葛藤。しかし、「『あなたの番です』っていう作品もヒットしてくれたおかげで、なんか自分の中でそこに自分が引っ張られなくてもいいやって思えた」と翌年放送の日本テレビ系ドラマ「あなたの番です」(2019)に出演したことをきっかけに、人気の有無にとらわれなくてもいいと思い直し、自身の葛藤を払拭できたと語った。(modelpress編集部)
情報:MBS/TBS
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