「涙が止まらない」「優しすぎ」病室に栞を連れていく田中圭“宏樹”の姿に反響…「わたしの宝物」7話
2024年11月29日(金)11時25分 シネマカフェ
本作は、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てることを決めた女性の物語。主人公の専業主婦・神崎美羽を松本若菜、美羽の夫で栞が自分と血が繋がっていないことを知った神崎宏樹を田中圭、美羽の親友で宏樹に想いを寄せる真琴を恒松祐里、美羽の幼馴染みで栞の父親である冬月稜を深澤辰哉、冬月の同僚で亡くなった下原健太を持田将史、同じく同僚で冬月に思いを寄せる水木莉紗をさとうほなみ、宏樹行きつけの喫茶店のマスター・浅岡忠行を北村一輝が演じている。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
美羽(松本若菜)は宏樹(田中圭)から家を追い出され、行き場をなくしてしまう。
一方宏樹は、ベビーシッターに栞を預け、冬月(深澤辰哉)と仕事の打ち合わせを行っていた。美羽の夫が宏樹であることを知っている冬月が、複雑な思いで仕事の話を進めている中、宏樹はベビーシッターから栞が熱を出したことを知らされる。
冬月は打ち合わせを切り上げることを提案し、宏樹は家に戻ろうとするが、なかなかタクシーを拾えない。そんな中、先にタクシーを捕まえていた冬月の厚意で同乗することに。冬月は複雑な心境だが、宏樹は純粋に冬月の優しさを感じる。そして、一人で子供の面倒を見ていること、美羽にもっと優しくできていたらよかった、自分にも冬月のような優しさがあればと後悔の気持ちを打ち明けるのだった。
一方、莉紗(さとうほなみ)は、亡くなった下原健太 (持田将史)の弟・隼人(西垣匠)に、背中を押され、冬月に仕事を辞めたいと伝える。そして、「冬月に話さなきゃいけないことがある」と、アフリカで起きた出来事について打ち明け始めるのだった。
その頃、入院中の母・夏野かずみ(多岐川裕美)の一時外出の許可がおり、美羽はかずみと共に、美羽が中学生の頃によく通った給水塔の見える公園へ向かっていた。美羽が毎日楽しそうにしていた場所だから、と懐かしむかずみに美羽は「最後に笑顔が見たかった」と優しく語りかけられて——というのが7話の展開。
ベンチに座って美羽に寄り添いながら「私はずっと美羽の味方だからね。一人で抱えないで」と言うかずみ。そんな母に美羽は「もう栞に会えないかもしれない」と言って、全てを打ち明けるのだった。全てを打ち明けた美羽を抱きしめながら「私こそ悪い母親ね。美羽を叱れない」と言うかずみ。そんな親子のやりとりに、SNSでは「今更だけど、多岐川裕美さんと松本若菜さんの母娘役ってぴったりだったね」や「自らの罪の代償とはいえ、大切なものが失われていく美羽に、母・かずみからの「最後にその笑顔が見たかった…私はずっと美羽の味方だからね。独りで抱えないで」と、泣き謝る娘を抱きしめるところは、母親なんだなぁ…と」、「ベンチに座って母に打ち明ける美羽さん(若菜さん)の泣きが泣ける…。頑張って繋ぎ留めていた糸がほころんでいくような繊細さ」などの声が。
また、宏樹はかずみの余命がわずかと知り、栞を連れて病院に行く。病室でのやりとりや宏樹の行動に「栞ちゃんを病院に連れてきた宏樹さんが優しすぎた」や、「宏樹がお母さんのこと知って病院に栞ちゃん連れてきて、美羽のお母さんが抱っこするシーンが今回1番泣いたな、、、もうなんかお母さんや美羽の気持ちとか宏樹の優しさとか色々考えたら涙止まらなかった…。お母さんの「ありがとう」の言い方ももう、、」などの声が上がっている。
【第8話あらすじ】
美羽(松本若菜)に離婚を切り出した夫の宏樹(田中圭)。冬月(深澤辰哉)に仕事を辞めると切り出した莉紗(さとうほなみ)。2人はそれぞれ、美羽と冬月が大切にしていた『刺繍の栞』のことを気にしていた。
美羽も宏樹もお互いに大事な話を避けてしまい、すれ違いの生活を続ける。宏樹は離婚に向けた話し合いを避けてしまっていること、美羽が隠している相手の男が気になって前に進めないことを浅岡忠行(北村一輝)に相談する。
美羽もまた、離婚を切り出されたこと、その話し合いが進んでいないことを真琴(恒松祐里)に話すのだった。宏樹が出す答えを受け入れるという美羽だが、「それでも栞と離れてはダメだ」という真琴の言葉に、栞のために何ができるのか考えなければならないと改めて考える。そして、冬月の想いはちゃんと受け取ったから…と冬月がくれた手紙の処分を真琴に依頼するのだった。
莉紗もまた、冬月が大切に想っている相手がどんな人なのかを気になっていた。そんな中、宏樹から冬月と莉紗に届いた仕事のメールに、「子供」という文字を見つけた莉紗は、ある疑念を抱いて、宏樹へ電話をかけるのだが——。
「わたしの宝物」は毎週木曜22時〜フジテレビ系にて放送中。