オールデン・エアエンライク&デミ・ムーアらが語る最新ドラマ「ブレイブ・ニュー・ワールド」の世界とは?
2020年12月12日(土)17時0分 シネマカフェ
原作は、イギリスの作家オルダス・ハクスリーが1932年に発表したディストピア小説の金字塔。物語の舞台は、一夫一婦制、プライバシー、通貨、家族、歴史といった既存概念を廃止することで平和と安寧を実現させた完璧で、すばらしい新世界“ニュー・ロンドン”。
そんなニュー・ロンドンに、数少ない旧世界人の青年ジョンがやってきたことをきっかけに、ユートピアの調和が乱れはじめていく。
NBCユニーバサルとスティーヴン・スピルバーグが率いる製作会社アンブリン・テレビジョンが共同制作した本作には、ジョン役にオールデン、その母親役にデミ・ムーア、「ゲーム・オブ・スローンズ」のハリー・ロイド、「ダウントン・アビー」のジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のジョセフ・モーガン、「KILLJOYS/銀河の賞金ハンター」『レディ・プレイヤー1』のハンナ・ジョン=カーメンなど、人気海外ドラマの豪華俳優陣が集結。
さらに、2020年4月にNBCユニーバサルがローンチした動画配信サービス「Peacock」の目玉作品となっただけあり、ユートピアである“ニュー・ロンドン”の美術セットや視覚効果などにも並々ならぬ力が注がれている。
今回入手した映像では、本作で旧世界の青年ジョンを演じるオールデンが「スケールが大きい」と語るのを皮切りに、ニュー・ロンドンの住人バーナードを演じるハリーが「セットに入るたびに出来がよすぎて感動する」と語るなど、豪華なセットによって出演者が作品世界に没入することができた様子が伝わってくる。
また、ジョンの母親リンダを演じたデミも「セットの中に入ると、まるでクジラの中にいるような気分になった」と独特の表現でセットの素晴らしさについて語る。
映像にはニュー・ロンドンのセット設計を担当したティム・エヴァンスも登場。彼は「この街は人工知能が設計した設定だ。だからレイアウトを細かくしその雰囲気を出した」とセット設計の裏側を明かしている。映像の終盤ではオールデンが「壮大だが親密さを感じる作品になると思う」とも語っており、壮大なセットで繰り広げられる緻密な人間ドラマを予感させている。
Huluプレミア「BRAVE NEW WORLD/ブレイブ・ニュー・ワールド」シーズン1(全9話)は12月16日(水)から独占配信スタート、以降毎週水曜日に1話ずつ追加予定(字・吹)。