佐野勇斗、橋本環奈に「みんなが救われている」“太陽のような存在”と語るワケ【「おむすび」インタビューvol.2】
2024年12月27日(金)8時30分 モデルプレス
佐野勇斗、橋本環奈(C)NHK
◆2024年度後期連続テレビ小説「おむすび」
朝ドラ第111作目となる今作は、脚本家・根本ノンジ氏が手掛けるオリジナル作品。平成時代の福岡、神戸、大阪を舞台に、平成時代、“ギャル文化”と出会った主人公・米田結(橋本)が、やがて栄養士となり“目には見えない大切なもの(縁・時代・人)”を次々と結んでいく。
佐野が演じるのは、結の恋人・四ツ木翔也(よつぎ・しょうや)。第13週で2人は一度はすれ違うも、本音をぶつけ合い、お互いの気持ちを再確認。翔也は結から逆プロポーズを受けた。
◆佐野勇斗、橋本環奈は「太陽のような存在」
— 座長としての橋本環奈さんの魅力を教えて下さい。
佐野:環奈とは前に共演した映画の時のチームがすごく仲良くて、定期的にご飯を食べたり、繋がりがある中での2回目の共演でした。友達として、大作で座長を務めるってどういう感じなんだろうと思ってはいたんです。誰しもが言うと思うんですけど、ありのままで何も取り繕わない。別け隔てないのももちろんですし、人に対して、作品に対して愛がある人だと思います。ヒロインはとんでもないシーン数があって、僕でも大変だなと思うことが多い中、半年以上撮影をしていて元気じゃなかった時を見たことがないです。彼女は当たり前っていうかもしれないですけど、セリフも絶対ちゃんと入れてくる。1番大変な先頭に立っている彼女が、1番強く明るく太陽のような存在で現場にいてくれるので、おむすびのスタッフ、キャスト一同、みんなが救われていると思います。膨大なスタッフ陣の名前を、セリフを覚える時間すらないだろうに、ちゃんと復習して覚えていたりとか。本当に尊敬します。
— 困っている人がいると、後先考えずに体が動いてしまう結。結自身は“米田家の呪い”とも言っていますが、そんな彼女の魅力はいかがですか?
佐野:結の魅力と環奈の魅力は似ているところがあります。環奈も世話焼きというか、お母さんみたいな節もあったりするんです。僕が大阪で「やることないんだよね」という話をさりげなくしていたら、5、6件おすすめの場所を教えてくれました。本当にすごいですよね。
◆佐野勇斗が初めて見た橋本環奈の姿
— 第13週で印象に残っている出来事を教えて下さい。
佐野:逆プロポーズのシーンは、最初は糸島で撮る予定だったんですけど、僕が雨男すぎて撮れなくなってしまって。根本さんが改めて台本を書いてくれてセットで撮ることになったんです。環奈はすごく器用なので、本番前もあっけらかんとして、本番が始まったらすぐに集中して泣き芝居とかやるタイプなんですけど、そこのシーンだけは出会って初めて環奈がどこかに消えて、1人で集中しているタイミングがあって。その後の翔也と結のお芝居がすごく良くて、あの時のあの空気感っていうのは本当に忘れられないものになりました。
★モデルプレスではVol.4まで順次配信予定。Vol.3では翔也に対する思いや、朝ドラ出演の反響などを語ってもらった。(modelpress編集部)
◆佐野勇斗(さの・はやと)プロフィール
1998年3月23日生まれ。愛知県出身・岡崎市出身。A型。2015年に映画「くちびるに歌を」で俳優デビュー。近年の主な出演作は「ドラゴン桜」(TBS/2021)、「真犯人フラグ」(NTV/2021)、「おとなりに銀河」(NHK/2023)、「トリリオンゲーム」(TBS/2023)、「TOKYO MER」シリーズなど。2024年は「おむすび」のほか、「マイダイアリー」(ABC)、映画「六人の噓つきな大学生」に出演し、2025年には劇場版「トリリオンゲーム」(2月14日公開)を控える。5人組ダンスボーカルグループ・M!LKのメンバーとしても活動しており、俳優・アーティストとして多方面で活躍中。
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