「ハマったからには極めたいのでいずれは写真展を…」THE RAMPAGE吉野北人が語る“故郷宮崎”の撮影スポット”【愛機はリコーGR】

2024年12月29日(日)12時0分 文春オンライン

 旬な人が深くハマっている趣味について聞く連載。第17回は、甘いマスクと甘い歌声、高い演技力で人気を集めるTHE RAMPAGEの吉野北人さんが登場。愛機のGRと海辺のフォトウォークを楽しんだ『 週刊文春WOMAN2025創刊6周年記念号 』より、一部を抜粋して紹介します。



©平松市聖/文藝春秋


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ニューヨークにも、カメラを持参


 開口一番、「昨日まで休みを貰ってニューヨークに行ってて」と朗らかに笑った吉野北人。『THE RAMPAGE』のボーカリストとして活躍する一方で、近年は俳優としても躍進著しい。そんな彼が今、めっぽうハマっているのが“写真”だ。ニューヨークにも、もちろんカメラを持参したという。


「2年前ほど前からスマホで撮るのが好きになって。特に食事に行った時に、もっと料理をおいしそうに撮れないかなって、画角もすごくこだわるようになりました。そのうちいいカメラが欲しくなって、これだ!と思ったのがリコーのGR。性能はもちろん、コンパクトで使いやすいんです」


自分の心が動いたものを残したいんです。


 被写体は日常の何気ない風景で、例えば道端に咲く一輪の花や、車窓の移り行く景色。休みの日にはカメラを持って、近所を出歩くという。「こんなにきれいに撮れるんですよ」と実際に撮影したものを見せてくれたが、お世辞抜きに美しい写真ばかりで、吉野のセンスが光っていた。1月24日に発売される写真集『Orange』では、自らカメラマンを見つけ、撮影地も自分で選んだ。


「撮影はミラノとヴェネツィア行いましたが、例えばこれ。(スマホ画面を見せながら) 路面電車を煙草を吸って待っているオジサンがカッコ良くて、思わずシャッターを切りました」


 写真にハマればハマるほど今のカメラでは飽き足らなくなり、そろそろ2台目を考えている。「アクティブなのんびり屋、飽き性でもある」とは性格の自己分析だが、写真撮影だけは飽きずに魅了され続いている。


「自分の心が動いたものを残したいんです。そういう瞬間って一瞬だから、カメラを持っていなかった時はすごく悔しくて。ハマったからには極めたいタイプなので、いずれは写真展を開けたら、と」


地元のおすすめ撮影スポット


 生まれは宮崎県。故郷愛が強いことでも知られる吉野に、地元のおすすめ撮影スポットも聞いてみた。


「子供の頃から遊んでた近所の公園かな。少し小高い所にあって、夜はきれいに星が見えるので友達とよく行ってました」


 故郷は吉野にとって、人生そのものだ。風光明媚な土地で、温かい家族と友人に囲まれ、穏やかな幼少期を過ごした。


「家族は両親と5歳上に兄がいますが、兄とはよく喧嘩してました。小さい頃は体力差があって敵わなくて何度も泣かされたけど、今は僕のほうが大人ですね。僕が兄を怒ってる、『ちゃんとしろよ』って(笑)」。


●バスケ漬けだった学生時代や大切にしている故郷の家族、20キロ歩いたという一人旅のエピソードなど、全文は『 週刊文春WOMAN2025創刊6周年記念号 』でお読みいただけます。


文:大西展子 写真:平松市聖
ヘアメイク:大木利保(CONTINUE)
スタイリング:吉田ケイスケ


(大西 展子/週刊文春WOMAN 2025創刊6周年記念号)

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