「陰陽契約」、中国で脱税行為に初めて認定

2024年3月18日(月)19時20分 Record China

「陰陽契約」が中国で脱税行為に初めて認定された。資料写真。

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中国最高人民法院(日本の最高裁に相当)、最高人民検察院(日本の最高検察庁に相当)は共同で「徴税管理を危うくする刑事事件の処理に関する法律適用についての若干の問題の解釈」(以下『解釈』)を発表し、初めて「陰陽契約」(本当の契約とうその契約の2種類の契約を締結することを指す)を脱税の手段として明確化しました。



近年、芸能界では「陰陽契約」などの形式で所得や財産を隠匿し、あるいは他人名義に分散して脱税を行うなどの、極めて悪質な事件が何件も発生しています。「陰陽契約」を脱税方法の一つとして明確化することは、司法機関が今後このような事件を取り扱う際に確実な根拠を提供することになります。



また、近年、輸出戻し税をだまし取る事件が多発している状況に対して、「解釈」は虚偽輸出申告の8つの態様を明確に列挙し、司法機関が輸出戻し税をだまし取る犯罪を厳しく取り締まる上で明確な判定基準を提供しました。「解釈」は3月20日から実施されます。(提供/CRI)

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