中越間のQRコード決済の相互接続プロセスが加速―中国メディア

2025年4月17日(木)23時30分 Record China

中越間のQRコード決済の相互接続プロセスが加速している。

中国人民銀行(中央銀行)とベトナム国家銀行(中央銀行)の指導の下、中国銀聯の子会社・銀聯国際とベトナム国家銀行傘下のベトナム国家決済公社(NAPAS)、中国工商銀行(ICBC)、ベトコムバンク(VCB)はこのほど、協力合意に調印し、中越両国の国境を越えたQRコード決済の相互接続を共に推進することで合意したと共同発表したことが15日、中国人民銀行への取材で分かった。これは、両国の経済・貿易交流と人的往来の深化に資するものだ。



今回の合意に基づき、銀聯国際とNAPASはシステムの「ワンポイント接続」を通じてQRコード決済ネットワークの相互接続を実現する。双方はこれから銀聯のモバイル決済「雲閃付」のアプリ、および「雲閃付」ネットワーク決済プラットフォームに接続する銀聯域外電子ウォレットが、ベトナムのローカルQRコード決済サービス「VietQR」対応店舗で使えるようにすると同時に、ベトナム国内のQRコード「VietQR」ウォレットが中国国内の銀聯QRコード対応店舗で迅速な決済サービスを受けられるように推進していく。



工商銀行とベトコムバンクは最初の決済銀行となり、越境決済における現地通貨での決済サービスを提供する。



市場関係者の予測では、中越のQRコード決済ネットワークが全面的に接続されることで、両国の消費者はより便利な越境決済サービスを利用できるようになる。銀聯は産業の各方面と連携して決済産業の相互接続を持続的に推進し、持続可能な事業発展モデルの構築を加速させ、「一帯一路」共同建設の質の高い発展のために新たな力で寄与するとしている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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