2度中国に行ってEVに試乗した私が衝撃を受けたこと―米メディア
2025年4月20日(日)6時0分 Record China
18日、環球時報は「2度中国に行き電気自動車(EV)に試乗して衝撃を受けたこと」と題した米国メディアの文章を紹介した。写真は中国で開かれたモーターショーの様子。
2025年4月18日、中国メディアの環球時報は「2度中国に行き電気自動車(EV)に試乗して衝撃を受けたこと」と題した米国メディアの文章を紹介した。
記事が紹介したのは、米EVメディアInsideEVsの16日付文章。文章の作者は初めて中国を訪れた際に、街には電気自動車があふれ、超高速の充電インフラやバッテリー交換サービスも整っており、手頃な価格のEVが数十種、いや数百種と並んでいるのを目の当たりにしたと紹介。北京モーターショーにも足を運んで中国の先進技術も確認したと説明した。
そして、2度目の訪中では7つの異なるブランドによるさまざまな価格帯のEV十数台を試乗し、公道での走行やバッテリー交換を体験した結果「中国のEVは本当に『本物』だ」との結論を得たと言及。今月23日に始まる上海モーターショーでは「中国の自動車産業がさらに高いレベルへと進化している様子を目にすることになるだろう」と大きな期待を寄せた。
作者は、特にこの5年で中国のEVメーカーとテクノロジー企業がともに急成長して国内外の消費者から熱い支持を集めており、欧州勢にとっては痛手になっていると指摘。中国のEV産業を支える環境が他国ではほとんど不可能であることから、米国をはじめとする各国がどう対処するかは見えない状況だと評した。
作者は最後に「世界の反対側で何が起きているのかを理解することは極めて重要だ。中国ブランドに好意的であろうとなかろうと、私たちが撮影した映像を見れば、中国の成果がどれだけ確かなものか、誰もが納得できるはずだ」と結んでいる。(編集・翻訳/川尻)