元慰安婦支援団体の前代表、寄付金横領で執行猶予付き有罪判決が確定=韓国ネットには不満の声
2024年11月14日(木)21時0分 Record China
2024年11月14日、韓国・YTNによると、元慰安婦への寄付金を横領した罪などで起訴された尹美香(ユン・ミヒャン)元議員に執行猶予付きの懲役刑が確定した。
記事によると、韓国大法院(最高裁判所)は同日、業務上横領などの罪に問われた元慰安婦支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」前代表の尹美香被告に対し、懲役1年6カ月、執行猶予3年とした2審判決を確定させた。
尹被告は11年から約10年間、元慰安婦への寄付金を個人的に使用したり、自治体の補助金を不正な方法で受け取ったりした疑いで20年5月に起訴された。
昨年2月に1審は、使途が立証されていない約1700万ウォン(約189万円)を横領額と認め、尹被告に罰金1500万ウォン(約167万円)を宣告。しかし同9月に2審は、約8000万ウォン(約890万円)を業務上横領額と認定し、懲役1年6カ月、執行猶予3年を言い渡していた。
公職選挙法上、選出された公務員に禁固刑以上の刑が確定した場合、当選が無効になるが、尹被告は大法院の判決が出る前に国会議員の任期を終えたという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「裁判官の数を増やすべき。横領の罪で裁判しながら国会議員の任期を最後まで?」「8000万ウォンを横領しても執行猶予が付くのか。刑が確定したなら、1、2審以降に支給された歳費を没収するべき」「これだからみんな、どんな手を使ってでも国会議員になりたがるんだ。横領は事実なのに最終判決までに4年以上かかり、任期も全うするなんて。情けない国だ」「執行猶予なんて付けず、刑務所に送って元慰安婦らの恨みを晴らしてあべるべきなのに。この国の司法府は腐ってしまった」「慰安婦被害者をまたどん底に突き落とした。日本より悪い人間だ。そんな人を国会議員にしてあげる『共に民主党』も同族だよ」など不満の声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)