透明化組織標本の3次元観察を、手のひらサイズの装置+通常顕微鏡で実現。東大ら4者

2025年2月4日(火)15時0分 マイナビニュース


東京大学大学院は、ミユキ技研、日本電気硝子、フォトンテックイノベーションズと共同で、バイオサイエンスや病理等で使われる透明化組織標本の3次元イメージングを、手のひらサイズの装置「HandySPIM」で実現したと1月30日に発表。従来装置と同等の解像度を追求しながら、導入コストも従来の数十分の一に抑えたとしている。
生体の3次元イメージングは、免疫染色や核染色を施した透明化組織標本を光励起し、その蛍光発光をイメージングする方法。その手法のひとつである光シート顕微鏡は、一般的には照明光学系と観察光学系、試料を走査するステージが一体となった装置として実現されるため、レーザーを用いた大がかりな光学系が必要で、光学系の調整などに専門知識を要し、導入維持コストが高額という点も課題だった。
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