阪急電鉄、AIによる案内サービスの実証実験‐大阪梅田駅と京都河原町駅で実施
2024年3月5日(火)17時49分 マイナビニュース
なお、同社は2021年7月からの約9カ月間、非接触型のAI案内端末を大阪梅田駅に試験設置し、AIによる案内サービスの実証実験を行っており、今回の実証実験はそれを再開させる形となる。
○実証実験の概要
実証実験は3月7日から終了時期を決めずに行われ、「顧客から寄せられた問い合わせの具体的な内容や傾向」「操作性やAIの音声認識率、回答精度」などのデータを収集する。
また、使用する案内端末は音声対話技術を活用したAIを備えており、運行情報や乗換、駅構内施設などの問い合わせに自動で答えるほか、大阪梅田・京都河原町エリアの複雑な地理案内も可能となっている。
今後、同実証実験により収集したデータを分析し、それをもとに鉄道事業におけるAIを活用した案内サービスの有用性について検討を重ねることで、顧客がよりご利用しやすい駅の実現を目指していきたい考え。