NTT Com、金沢と東京をIOWN APNでつなぐ遠隔音楽ライブの実証を金沢駅で実施

2024年3月7日(木)9時39分 マイナビニュース

NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)とNTTドコモ 北陸支社は3月6日、石川県金沢市と共に、金沢 - 東京間をIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想の要素技術であるAPN(All-Photonics Network)でつないだ遠隔音楽ライブの実証実験など、「つながる」をテーマとしたデジタルイベントを開催することを発表した。両地点間をつなぐ光ファイバー長は約1000kmにおよび、IOWN実証実験としては北陸で初の試みになるという。
○遠隔音楽ライブ実証「金沢 - 東京がリアルにつながる」
金沢と東京に分かれて遠隔音楽ライブを実施し、演者が離れた会場からAPN関連技術を用いて違和感なく演奏できるかを検証する。金沢会場は金沢駅もてなしドームの鼓門下で、東京会場は大手町プレイスウエストタワー(東京都 千代田区)29階。両地点の接続にはNTT Comが提供する「APN専用線プラン powered by IOWN」を使用する。金沢会場は無料で公開する。
ライブ実証に合わせて、ドコモの5G(第5世代移動通信システム)を活用した映像伝送システムを利用し、金沢市の実証用メタバースにおいてもライブ配信を実施する予定。これにより、金沢会場での観覧だけではなく自宅などでも観覧が可能になるという。
○鼓門のスマートライティング「鼓門とつながる」
5G通信やIoT(Internet of Things:モノのインターネット)技術を用いて、鼓門をインタラクティブにライトアップする。鼓門周辺に用意されるタブレットを用いて、8パターンの選択肢からイベント参加者が自分の好みのライトアップに変更ができる仕組みで、当日だけの特別感のあるライトアップや写真撮影を可能とする。
○ゴーグル不要の新感覚VRディスプレイ「他拠点とつながる」
北陸新幹線沿線各地が提供した観光コンテンツなどを、広視野角ディスプレイで体験できる。通常の動画に加えて360度映像やメタバース空間などをVR(Virtual Reality:仮想現実)ゴーグル不要で複数人同時に体験可能だという。北陸新幹線が延伸された区間の新幹線運転席からの映像も体験可能だ。

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