ニコン、400mmまでカバーする超望遠ズームレンズ「NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR」

2024年3月28日(木)21時5分 マイナビニュース

ニコンイメージングジャパンは3月27日、フルサイズミラーレス対応の超望遠ズームレンズ「NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR」を発表した。28mmから400mmの広いレンジを1本でカバーしながら小型軽量に仕上げた新機軸の交換レンズ。価格はオープン。4月19日より発売する。
NIKKOR Zレンズでは初となる28mmから400mmの焦点域をカバーするフルサイズ対応の超望遠ズームレンズ。ズーム倍率は14.2倍となり、スポーツ観戦や遊園地のアトラクション、パレードなど、被写体までの距離が変化する場面において、質感や表情を印象的に切り取れる撮影が楽しめる。
レンズ構成は15群21枚(EDレンズ×4枚、非球面レンズ×3枚)。フォーカスブリージング(画角変化)の抑制や露出の安定化など、動画撮影にも配慮した設計とした。最短撮影距離は広角端で0.2m、望遠端で1.2mと短く、クローズアップ撮影やテーブルフォト撮影にも力を発揮。最大撮影倍率も0.35倍と、被写体をより大きく写せる。
手ブレ補正効果は最大5.0段。シンクロVRに対応し、カメラボディ側の手ブレ補正機構と合わせると補正効果は5.5段まで向上する。AF駆動にはSTM(ステッピングモーター)を採用。高速なAF動作により、動く被写体にも素早くピントを合わせられる。MF時のリニア駆動対応にも対応し、スムーズなピント調節が可能だ。
レンズ鏡筒の可動部分を含む各所にシーリングを施すことで防塵・防滴にも配慮した。絞り羽根枚数は9枚(円形絞り)。アタッチメントサイズ(フィルターサイズ)は77mmで、本体サイズは最大径が約84.5mm×141.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)、重さは約725g。付属品は、レンズキャップ「LC-77B」、裏ぶた「LF-N1」、レンズフード「HB-114」、レンズケース「CL-C2」。

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