KDDIと沖縄セルラー、Sub6/ミリ波による通信を識別できる「5G+」ピクト表示を開始

2025年4月4日(金)18時32分 マイナビニュース


KDDIと沖縄セルラー電話は4月3日、高速・大容量な5G(Sub6/ミリ波)による通信を識別できる「5G+」アンテナピクトの表示を、同日より開始したと発表した。
両社は3.9万局のSub6基地局を展開しており、2024年度には基地局の出力強化やアンテナ角度の最適化を実施することで、Sub6の利用可能エリアを拡大した。さらに、Sub6エリア全域において5G SA(スタンドアローン)サービスの提供を行っている。
今回、スマートフォンの画面上で、利用者が5G(Sub6/ミリ波)向けに割り当てられた周波数帯で通信していることを正しく認識できるよう、従来の「5G」表示に加え、新たに「5G+」と表示される仕様が導入された。これによりユーザーは、自身がより高速・大容量な5G通信を利用していることを一目で確認できるようになる。
この「5G+」表示には、端末側の対応も必要となる。4月3日より「Xiaomi 14T」がソフトウェアアップデートによって対応を開始し、今後は準備が整い次第、他の機種にも順次対応していく予定だ。
なお、「5G+」のピクトは、スマートフォンが5G(Sub6またはミリ波)エリアで通信中の場合にのみ表示され、待受中や、4G転用周波数により5Gサービスを提供しているエリアでの通信中/待受時には、これまでと同じく「5G」と表示される。
「5G+」アンテナピクトの表示は、2024年6月21日に閣議決定された規制改革実施計画における5G普及に向けた規制・制度の見直しの一環であり、総務省が2024年8月に公表した「WX推進戦略アクションプラン」でも取り組むべき施策のひとつに位置付けられている。

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