第1号製品のオートバイに見るヤマハ発動機のサステナビリティ - SB'25
2025年4月8日(火)17時37分 マイナビニュース
3月18日・19日の2日間にわたり、東京国際フォーラムを中心とする丸の内・有楽町エリアで開催された「第9回 サステナブル・ブランド国際会議2025 東京・丸の内(SB'25)」。今や世界共通の標語ともいえる「サステナビリティ」をテーマに、さまざまな角度から取り組みを進める各業界の先駆者たちが一堂に会した同イベントでは、数多くの講演やセッションをはじめ、ブース展示、オープンセミナーなどを通じてたくさんの交流が生まれた。
多くの来場者を集めた同イベントの2日目の様子は、以前の記事(「サステナブルの最前線「SB'25」開催 - Hondaが燃料電池自動車を展示」)で紹介した。今回は、創業70周年を迎えるヤマハ発動機に注目。脈々と受け継がれてきた製品開発の歴史や、同社執行役員 経営戦略本部長の青田元氏の講演から、ヤマハ発動機の“サステナビリティ”について考える。
○ヤマハ発動機を象徴する“赤トンボ”と“黄色い帽子”
SB'25のスポンサー企業やコミュニティ、学生などがブースを展開したネットワーキングエリア「Activation Hub」にて、ヤマハ発動機は、同社のサステナビリティを象徴する3つの製品を展示した。過去製品として展示されたのは、同社にとっての第1号製品であるオートバイ「YA-1」と、ボートの動力源となる1961年発売の小型船外機「P-3」。そして現在も提供中の製品として、電動車いすの試乗体験展示が行われた。
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