モスバーガー、未就学児の弱視発見率向上のため名大らと検査機器開発

2025年4月18日(金)15時40分 マイナビニュース


モスバーガーを展開するモスフードサービスは4月18日、名古屋大学医学部附属病院、瞳孔反応に関する基礎研究を手掛ける夏目綜合研究所と共同で「未就学児の弱視発見率向上を目的とした検査機器」の研究開発を開始することを発表した。
3者は同日に記者発表会を開催。発表会には、名古屋大学医学部附属病院 眼科・病院助教 安田小百合氏、同院 リハビリテーション部・主任視能訓練士 藤原久美氏、夏目綜合研究所 代表取締役社長 臼倉正氏、同社 研究開発担当 取締役 弓削八郎氏、モスフードサービス 取締役上席執行役員FC事業本部長 笠井洸氏が登壇した。
子どもの50人に1人が「弱視」
弱視とは、視力の発達が不十分で、眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても見えづらい状態のことを指す言葉。
8歳頃までに弱視を発見した場合は治療による視力の改善が期待できるものの、子ども本人の自覚が難しく、保護者も気付きにくいのが課題とされている。
一般に、未就学児の弱視検査は視能訓練士によって実施されているが、日本の子どもの約50人に1人が弱視と言われる中、慢性的な視能訓練士不足もあり、人的リソースに依存した未就学児の検査体制には限度があるという。
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