368TBのポータブルSSDが登場、超大容量データを送るには“手渡し”が一番速い

2024年4月22日(月)22時40分 マイナビニュース

数百テラバイト級の大容量データを相手に送るには、どんな高速な通信回線を使うよりも人間がストレージを持ち運ぶ方が確実で速い——。そんな大容量データの移動用に設計された超ド級のSSD「Ultrastar Transporter」がウエスタンデジタルから登場しました。容量は、なんと最大368TB!
米ラスベガスで開かれた放送関連機器の展示会「NAB Show 2024」でウエスタンデジタルが発表したのが、放送用の映像など大容量データの保存や転送に用いるストレージ「Ultrastar Transporter」。数十〜数百TBもの容量になると、数百Mbpsクラスの高速回線を使っても転送に数日〜数十日かかることから、「そんな大容量データの送信は直接ストレージを持ち運んだ方が早い」ということで開発されました。
インターフェースはUSB3.0に加え、200Gbpsの高速転送に対応した有線LAN端子を搭載。本体は約15kgありますが、キャスター付きの運搬ケースが付属するので、本体を保護しながら手軽に持ち運べます。
エンタープライズ向けの商品のため価格は公開されていませんが、数千万円〜1億円クラスなのは確実。高度なセキュリティ機能も備えていますが、電車の網棚へは置き忘れないように…!?

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