最新iPad Proをレビュー|価格や使い心地・イチオシポイントを一挙紹介

2019年7月5日(金)9時0分 しむぐらし by BIGLOBE

iPad Proならではの特徴4つに注目

かつてiPad Proシリーズが世の中に出てきたばかりの頃には、「Apple Pencilが使えること」や「充電不要なSmartKeyboardを使えること」などはiPad Proだけの特権でした。しかし、最近は9.7インチのiPadや、新しいiPad miniでも第一世代のApple Pencilに対応しましたし、新しいiPad AirでもSmart Keyboardを使えるようになりました。

 

では、iPad Proならではの特徴とはなんでしょうか。もちろんチップセットの性能が高いのですが、特に以下の4つに注目です。

 

  1. ディスプレイをはじめとするデザインが変わったこと
  2. スピーカーのクオリティが高いこと
  3. Apple Pencilが使いやすいこと
  4. 周辺機器との拡張性が高いこと

ベゼルを狭く、ディスプレイを広くした新しいデザインに

2018年11月に発売されたiPad Proには、12.9インチと11インチの2サイズがあります。

従来モデルと比べると画面の縁(ベゼル)が薄くなり、ホームボタンがなくなりました。ホームボタンがないので、iPhone XSやXRなどと同じくFace IDによる顔認証を採用していることも特徴です。

また、専用の純正キーボードケース「Smart Keyboard Folio」を装着するための端子「Smart Connector」は背面へ移動(3つの丸の部分)。この純正キーボードも新たに本体の保護カバーを兼ねるよう、デザインが変更されています。

iPadシリーズでは、2つのアプリを並べて表示する「Split View」機能や、アプリ上に別のアプリウィンドウを重ねて表示する「Slide Over」機能があります。パソコンのように調べ物をしながら書類を作るような場面で、広い作業領域を確保できるのは魅力的です。

音も良く、ビューワーとしての使い勝手は感動的

ディスプレイが広く、ベゼルが少ないため、iPad Proはコンテンツビューワーとしても非常に優秀です。電子雑誌・漫画・新聞を表示したり、Netflixなどの動画を視聴したりするときに重宝します。

特に、iPad Proは高音質のスピーカーを端末の4隅に搭載しており、ウーファー(低音用スピーカー)とツウィーター(高音用スピーカー)を使い分けています。初めてiPad Proで大音量で動画を再生するときには、その臨場感に驚くはず。

 

ちなみに、限りなくかつてのiPad Proに近い仕様になった新しいiPad Airも、スピーカーに関しては4基ではなく2基となっています。音のクオリティの高さはiPad Proならではのメリットとして覚えておきましょう。

「Apple Pencil」を外出先でも使いやすい

    新しいiPad Proは、Apple Pencil(第二世代)に対応しました。端末の側面にカチッとマグネットで固定でき、そのままワイヤレス充電されるという優れものです。

 

書き心地にそこまで大きな差はないとはいえ、外出先にApple Pencilを携帯し、必要なときにサッとメモやスケッチを行えるのは、大きなメリット。ペン軸のダブルタップによって消しゴムへ切り替えやパレットの表示を素早く行えることも、Apple Pencil(第二世代)のポイントです。

また、iPad Proは「ProMotionテクノロジー」に対応していて、画面のリフレッシュレートが120Hzになっています(ほかのiPadシリーズの場合は60Hz)。要するに、Apple Pencilのペン先の動きと、画面に反映される線のタイムラグが小さくなるので、iPad Proでは滑らかで自然な書き心地になるわけです。仕事でメモを素早く取る、毎日何枚もイラストを描くといった人は、重視して欲しいところ。

ただし、注意点もあります。Apple Pencil(第二世代)は、iPad Proにマグネットで固定しないと充電ができません。そのためグリップなどを装着したい場合には、それを毎回外す必要があります。

 

一方、Apple Pencil(第一世代)では、キャップにカバーされているLightning端子をiPadや専用コネクタへ接続して充電を行うので、その違いは購入前に認識しておくべきです。

USB Type-C端子を搭載する

新しいiPad Proは、Lightningコネクタではなく、USB Type-Cコネクタを採用しました。これにより、USB Type-Cを採用する外部機器との連携が行いやすくなっています。

例えば、「Duet Display」アプリを活用すればMacBookに接続してiPad Proを外部ディスプレイとしてiPad Proを活用できます。

 

また、「Astropad」を活用すればiPad ProとApple PencilのセットをMacの液晶タブレット代わりに使用可能です。Macをすでに使っている人にとっても、2台持ちする価値は十分にあります。何より、ケーブルやアダプタ類を兼用できるのは有難い。

そのほか、iPad Proを外付けディスプレイに接続すれば、解像度4Kおよび60Hzで動画を出力できます。HDR10規格を採用したハイダイナミックレンジの USB-C ディスプレイにも対応可能です。カメラに有線で接続してデータを直接取り込んだり、iPhoneと接続してモバイルバッテリーがわりに使ったりすることもできます。

iPad Proの価格は8万9,800円から

新しいiPad Proのストレージは、64GB・256GB・512GB・1TBの4種類。通信仕様に関しては、Wi-FiモデルとWi-Fi + Cellularモデルの2種類があります。それぞれ最小構成では、11インチモデルが8万9,800円〜 (税別、以下同) 、12.9インチモデルが11万1,800円〜です。

なお、6月初旬に米国で開催されたWWDC19で予告されたように、この秋リリースされるiPadOS 13では、ファイルアプリや、マルチタスク関連機能の大幅なアップデートを予定しており、今まで以上に活用できる場が広がります。仕事や趣味でこだわりを持って使いたいのならば、予算にケチらずにハイエンドのiPad Proを選択した方が、長期的な満足度は高くなるはずです。

新iPad Proをおトクに使う方法!

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