面倒な衣替えを助けてくれる便利アプリ、集合！
2023年11月16日（木）7時0分 しむぐらし by BIGLOBE
短い秋が終わり、衣替えの季節がやってきました。夏の衣服を洗濯してわかりやすく目印をつけて収納し、冬用の服を取り出しハンガーにかけたり、衣装ケースに収めたりする。毎シーズンの行事とはいえ、なかなか面倒な作業です。
スマホのアプリを利用して、すこしでも衣替えを楽にしましょう。
洗い方がわかるスマホアプリ「これ洗える？」
シーズン外れの服を収納する前には洗濯が大切。一度でも袖を通した服は、目に見えない汚れがついているので、洗濯やクリーニングが必要です。
とはいっても、なんでも洗濯機で洗えばいいというものでもありません。毛（ウール）や麻（リネン）、カシミヤ、レーヨンなどの繊維は、水に濡れると繊維が絡まって縮みやすく、シワもつきやすく、洗濯には向いていません。革や麻、絹（シルク）の繊維は水で濡れると色落ちしやすく、シワがつくと元に戻りにくいため、注意が必要です。
「この服、自分で洗っていいの？」
と迷うことがあれば、スマートフォンアプリの「これ洗える？」を利用しましょう。「これ洗える？」は衣類についているタグの洗濯情報を解説してくれるアプリです。
まず衣類についているタグを確認（すべての衣類にタグがついているとは限りませんが、ないものは洗濯可と解釈してもいいでしょう）。タグにはいろいろなマークがついています。
▲衣類についているタグをチェックする
「これ洗える？」のトップ画面で「洗濯表示を選択」をタップすると、洗濯に関するマークがたくさん並んでいます。
▲衣服の洗濯に関するマークがすべて表示される
マークを長押しすると、意味が表示され、どのように洗濯すればいいか、あるいは洗濯してはいけないかがわかります。これで洗濯が苦手な人も迷わずに済みますね。
▲マークを長押しすると意味が表示される
なお、「これ洗える？」には、一度洗濯した服を撮影して保存しておく機能もついています。
洗濯日和を確認できるアプリ「はれほす」
洗濯する衣類の山ができたら、いよいよ洗濯にとりかかります。洗濯できるかできないかは天気次第。そこで、「はれほす – SDGsに貢献できる洗濯アプリ」の出番です。スマホの位置情報を利用して、居住地域の気象・洗濯予報を表示してくれるアプリです。
▲位置情報をオンにすると、その日の洗濯予報を表示
厚着を洗濯できるかどうかをお知らせしてくれるところが便利ですね。画面を下方向にスクロールすると、1週間分の予報が表示されます。
▲一週間分の予報が表示される
Androidには洗濯日和をお知らせしてくれるアプリはないので、ふつうの天気予報アプリを利用しましょう。おすすめは、日本気象協会の天気予報アプリ「tenki.jp」です。
「箱の中身がわからない！」を解消するアプリ「デジタルタグ」
洗濯済みの衣服がたまったら、袋か箱に詰めましょう。必要なものを取り出し、不要なものをしまえば、衣替えはおおかた完了です。
収納物を積み重ねたら、「これで一仕事終わった」という気分になりますが、困るのは未来の自分。
どの箱になにが入っているか、まるでわからないのです。衣服かと思って箱を開けたら、本の山だったりしたら目も当てられません。そこで、利用したいのがキングジムの「デジタルタグ」。
アプリの仕組みはごくシンプルです。
タグナンバーを設定し、箱の中身を撮影するだけ。「URL/テキスト登録」ボタンをクリックすると、より詳細に中身を文字で記録しておくこともできます。
▲タグナンバーを設定し、「OK」ボタンをタップ
▲撮影モードになったら「OK」ボタンをタップ
箱には「001」などのタグ番号を書いておきましょう。すると、次の年には箱に書かれたタグ番号を見るだけで、だいたいの中身がわかるのです。
▲3本線の設定ボタンをタップすると、登録リストが表示される
以上、三つのアプリを紹介しました。いずれもシンプルなアプリですが、洗濯→箱詰め→収納（あるいは取り出し）という一連の流れがスムーズになること間違いありません。
1年に2回やってくる面倒な「衣替え」を省力化して乗り切りましょう！
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