日本エムテクスとCO2吸収材を主原料とした無焼成のタイル開発
PR TIMES2024年12月4日(水)11時16分
「CO2を食べる自販機」で回収したCO2活用のタイル商品化は国内初
アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女太一)は、日本エムテクス株式会社(本社 東京、社長 三浦征也)とCO2吸収材を主原料とする内装用タイル「二酸化タイル」を共同開発しました。「CO2を食べる自販機」で回収したCO2を活用し商品化する国内初の取り組みで、CO2資源循環を推進します。CO2吸収材を使用した無焼成の内装用タイルについては特許出願中です。
「二酸化タイル」はCO2吸収材と高炉で鉄鉱石を溶融・還元する際に発生する高炉スラグを主原料に使用した内装用タイルです。主原料となる2つの素材と水を混合したものを圧縮・硬化させる工程で製造するため、一般的なセラミックタイルの製造工程で必要な約1200~1300度の加熱焼成が不要な無焼成のタイルです。一般的な無焼成のタイルと比較しCO2排出量を大幅削減することが可能です。2025年4月から、日本エムテクスがハウスメーカーやデベロッパー向けに販売します。
アサヒ飲料はCO2資源循環の推進に向けて、CO2吸収材をコンクリートやサンゴ移植の基盤に活用する実証実験に取り組んでいます。今回、日本エムテクスの“価値を未来へつむぐ“ビジョン、資源循環型社会づくりの理念に共感したことをきっかけに本開発を実施しました。本取り組みを通して、CO2資源循環システムのさらなる最適化を図ります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39153/813/39153-813-35c464c7765765a0fc9c7dbf4d1893d5-1254x583.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
参考:「CO2を食べる自販機」を活用したCO2資源循環について
https://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2023/pick_0509.html
■CO2の吸収
CO2吸収性能として1台当たりのCO2年間吸収量は稼働電力由来のCO2排出量の最大20%を見込んでおり、スギ(林齢56-60年)に置き換えると約20本分の年間吸収量に相当します。
現在は関東・関西エリアを中心に、CO2濃度が高いとされる屋内に加え屋外などさまざまな場所に2024年11月末時点で約350台設置しています。
脱炭素社会の実現に貢献する国内初の取り組みであり、大気中のCO2の吸収を可能にした自動販売機は、特許(特許第7282338号)取得済みです。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39153/813/39153-813-fffdd6238a08ba3fb06aedacfb8de331-3508x2483.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■吸収したCO2の活用
自動販売機から吸収したCO2は、取り組みに賛同する各自治体や企業と共創しながら、さまざまな工業原料として活用することを計画しています。アスファルトやコンクリートの原料に配合しCO2の固定化や海中での藻場造成などに活用することでブルーカーボン生態系※の再生を図ることなどを検討しています。
※ブルーカーボンとは「海洋生態系に蓄積される炭素」のことであり、そうした作用を有する生態
CO2資源循環モデルの取り組みは、アサヒ飲料が将来世代にワクワクと笑顔をつなげていくための活動「100 YEARS GIFT(100年ギフト)」の一環です。自動販売機を通して環境負荷低減に貢献する取り組みによって100年先のサステナブルな地球を目指していきます。
アサヒグループでは、グループ理念“Asahi Group Philosophy”の行動指針の一つとして「事業を通じた持続可能な社会への貢献」を掲げています。サステナビリティの重点テーマの一つである「気候変動への対応」においては、CO2排出量削減の中長期目標「アサヒカーボンゼロ」を設定し、2040年までにCO2排出量をネットゼロとすることを目指しています。
【会社概要 日本エムテクス株式会社】
所在地 :東京都世田谷区駒沢2-16-18-3F
代表者 :代表取締役 三浦征也
事業内容:建築材料の製造・販売、インテリア、雑貨の製造・販売、卵殻原料の販売
URL : https://nmtecs.jp/
アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 米女太一)は、日本エムテクス株式会社(本社 東京、社長 三浦征也)とCO2吸収材を主原料とする内装用タイル「二酸化タイル」を共同開発しました。「CO2を食べる自販機」で回収したCO2を活用し商品化する国内初の取り組みで、CO2資源循環を推進します。CO2吸収材を使用した無焼成の内装用タイルについては特許出願中です。
「二酸化タイル」はCO2吸収材と高炉で鉄鉱石を溶融・還元する際に発生する高炉スラグを主原料に使用した内装用タイルです。主原料となる2つの素材と水を混合したものを圧縮・硬化させる工程で製造するため、一般的なセラミックタイルの製造工程で必要な約1200~1300度の加熱焼成が不要な無焼成のタイルです。一般的な無焼成のタイルと比較しCO2排出量を大幅削減することが可能です。2025年4月から、日本エムテクスがハウスメーカーやデベロッパー向けに販売します。
アサヒ飲料はCO2資源循環の推進に向けて、CO2吸収材をコンクリートやサンゴ移植の基盤に活用する実証実験に取り組んでいます。今回、日本エムテクスの“価値を未来へつむぐ“ビジョン、資源循環型社会づくりの理念に共感したことをきっかけに本開発を実施しました。本取り組みを通して、CO2資源循環システムのさらなる最適化を図ります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39153/813/39153-813-35c464c7765765a0fc9c7dbf4d1893d5-1254x583.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
参考:「CO2を食べる自販機」を活用したCO2資源循環について
https://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2023/pick_0509.html
■CO2の吸収
CO2吸収性能として1台当たりのCO2年間吸収量は稼働電力由来のCO2排出量の最大20%を見込んでおり、スギ(林齢56-60年)に置き換えると約20本分の年間吸収量に相当します。
現在は関東・関西エリアを中心に、CO2濃度が高いとされる屋内に加え屋外などさまざまな場所に2024年11月末時点で約350台設置しています。
脱炭素社会の実現に貢献する国内初の取り組みであり、大気中のCO2の吸収を可能にした自動販売機は、特許(特許第7282338号)取得済みです。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39153/813/39153-813-fffdd6238a08ba3fb06aedacfb8de331-3508x2483.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■吸収したCO2の活用
自動販売機から吸収したCO2は、取り組みに賛同する各自治体や企業と共創しながら、さまざまな工業原料として活用することを計画しています。アスファルトやコンクリートの原料に配合しCO2の固定化や海中での藻場造成などに活用することでブルーカーボン生態系※の再生を図ることなどを検討しています。
※ブルーカーボンとは「海洋生態系に蓄積される炭素」のことであり、そうした作用を有する生態
CO2資源循環モデルの取り組みは、アサヒ飲料が将来世代にワクワクと笑顔をつなげていくための活動「100 YEARS GIFT(100年ギフト)」の一環です。自動販売機を通して環境負荷低減に貢献する取り組みによって100年先のサステナブルな地球を目指していきます。
アサヒグループでは、グループ理念“Asahi Group Philosophy”の行動指針の一つとして「事業を通じた持続可能な社会への貢献」を掲げています。サステナビリティの重点テーマの一つである「気候変動への対応」においては、CO2排出量削減の中長期目標「アサヒカーボンゼロ」を設定し、2040年までにCO2排出量をネットゼロとすることを目指しています。
【会社概要 日本エムテクス株式会社】
所在地 :東京都世田谷区駒沢2-16-18-3F
代表者 :代表取締役 三浦征也
事業内容:建築材料の製造・販売、インテリア、雑貨の製造・販売、卵殻原料の販売
URL : https://nmtecs.jp/
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