F1バーレーンGP FP2:初日最速はフェルスタッペン、ロングランでも安定したペースで走行。角田は14番手
2022年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行2回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は14番手だった。
FP2の始まった現地時間午後6時、太陽はすでに沈み、気温17.9度、路面温度も一気に25度まで下がった。天候はいうまでもなく快晴。相変わらずやや強い風が、メインストレートでは向かい風となって吹いている。
ハードタイヤ装着のマクラーレン2台以外が、まずはミディアムタイヤを履いてショートラン。ルクレールが1分33秒121でトップ、フェルスタッペンがコンマ5秒差で続く。サインツ3番手、そして4番手には、アルファロメオのバルテリ・ボッタスがつけた。
開始後20分を過ぎた辺りから、各車ソフトタイヤでコースインして行った。ハースのケビン・マグヌッセン、アルピーヌのエステバン・オコンが2、3番手の速さを見せ、さらにフェルナンド・アロンソが1分32秒877で暫定トップに立つ。
その後はルクレールが順当に首位を奪い返すが、直後にフェルスタッペンが唯一1分32秒を切る1分31秒936の最速タイムを叩き出した。ちなみにこのタイムは1年前の開幕戦FP2で、同じフェルスタッペンが出したトップタイムからわずか1秒1落ち。開幕前テストでは前年比3秒前後遅かったのが、レース週末で一気にここまで縮めてきたことになる。
終了20分ほど前から、各車はロングランに移行した。フェルスタッペンはここでも1分37秒台前半の安定した周回を重ねる。驚異的なのがボッタスで、上位陣と遜色のない1分37秒台後半のロングランペースを披露した。
そのままセッションは終了し、初日首位はフェルスタッペン。ルクレールが0.087秒差の僅差で迫り、サインツが3番手。フェルスタッペンからコンマ6秒落ちながら、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が4番手に入った。5番手アロンソ、6番手ボッタス、7番手セルジオ・ペレス(レッドブル)。そして8番手にはミック・シューマッハー(ハース)。ハースはマグヌッセンも10番手に入り、期待が膨らむ。注目のルイス・ハミルトン(メルセデス)はフェルスタッペンから1秒2遅い9番手。ただしDRSに不具合を抱えていたようだ。
アルファタウリのふたりは、ピエール・ガスリー13番手、角田14番手だった。
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