ホームGP初入賞の角田裕毅「僕にとって特別な瞬間。ハイライトは最高のピットストップ」/F1日本GP決勝
2024年F1日本GP決勝で、RBの角田裕毅は10位を獲得、ホームグランプリである日本GPでの初入賞を果たした。
■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
決勝=10位(52周/53周)
10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト→ハード→ハード
ほっとしました。最初のスタートでポジションを落としてしまい、少しがっかりしましたが、同時に2回目のスタートに向けて集中しました。2回目は良いスタートを決めて、順位をいくつか取り戻すことができました。
大きなハイライトのひとつは、ピットストップでした。メカニックたちは素晴らしい仕事をしてくれました。とても素早いピットストップをしてくれたことで、2台のマシンの前に出ることができたのです。本当に信じられないほどすごかったです! あれがなければ、今日ポイントを獲得することは、もっと難しかったでしょう。ですからこれはチームのおかげです。
それから、日本のファンの皆さんも素晴らしかったです! ここに来てくれた母国のファン、そしてサーキットに来られなくても、テレビで見てくれたファンの皆さんの前で、ついにポイントを獲得することができて、僕はとても幸せです。
今日は自信をもってドライブしていました。直線スピードがライバルたちと比較して、それほど強くないことは分かっていました。でも一方で僕たちはダウンフォースが優れていました。そのため、通常ダウンフォースの影響を受けるS字が唯一のチャンスだったのです。それによって何度か良いオーバーテイクができましたし、本当に楽しかったです。
タイヤマネジメントについては、今日のレースでのドライビングは、僕にとってのベストだったのではないかと感じます。
キャリアをスタートしたここで、ポイントを獲ることができたのは、本当に特別なことです。
僕の旅路を通して僕に関わり、サポートしてくれたホンダ、レッドブル、ビザ・キャッシュアップRBの皆さんに心から感謝します。10位ではなくて1位だったような、最高の気分です。
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