ガスリー「リスタートでチームメイトと角田に挟まれ、フロアにかなりのダメージを負った」:アルピーヌ F1第4戦決勝
2024年F1第4戦日本GPの決勝レースが行われ、アルピーヌのエステバン・オコンは15位、ピエール・ガスリーは16位でレースを終えた。
■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=15位(52周/53周)
15番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード→ミディアム
楽なレースではなかったね。スタートでクルマにダメージを負ってしまい、その後は何とか戦うチャンスを手に入れようと、周囲とは違う戦略オプションをいくつか試した。けれども、結局のところ再スタート後の僕は、周りのドライバーたちと争い、背後に抑えておけるほど速くはなかった。ダメージを負ったことは残念だけど、それでレースの全体像が大きく変わったわけではないと思う。予選の時と比べると、レースペースが良くなくて苦戦していたんだ。
反省すべき点はたくさんあるし、次の上海でのレースでは、もっといいパフォーマンスを発揮できればと思っている。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=16位(52周/53周)
17番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ミディアム→ハード
残念ながら、鈴鹿の日曜の午後は長く、厳しいものになった。2度のスタンディングスタートがとてもうまく決まったことを含めて、ポジティブな点もいくつかあったんだけどね。赤旗の後の2度目のスタートでは、ハースの1台とエステバン(・オコン)を抜き、ユウキ(角田)に並びかけていたんだ。だけど、僕はそこでチームメイトとユウキの2台に挟まれるかたちになり、不運なレーシングインシデントにつながった。結果として、僕はフロアにかなりのダメージを抱え、ダウンフォースが約30ポイントも失われて、もちろんラップタイムにも大きく影響した。
それ以降はとても厳しいレースになり、可能な限りハードにプッシュすること以外、僕にできることはあまりなかった。いつまでもこんなポジションにいるわけにはいかないが、この週末に最初のアップグレードを持ち込めたのは良いことだった。このコンセプトの開発を続け、できるだけ速いペースで新しいパーツを投入し続ける必要がある。現状からポジションを上げていくには、それしかないからだ。
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