フェルスタッペン、規則変更前の2016年F1は「今よりオーバーテイクが楽しかった」と振り返る
レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンはF1グリッドで3番目に若いドライバーだが、過去を振り返ると思うことがあるという。
2016年シーズン、神童フェルスタッペンは開幕から4戦を終えた時点で、さまざまな事情でトロロッソからレッドブルに移ることになった。そして、18歳にしては熟練した走りで移籍後の初戦を制し、自身初となるグランプリレース優勝を飾った。
オーバーテイクが今よりもずっと簡単だった当時を、楽しい時期だったとフェルスタッペンは振り返る。ところが2017年に導入された空力レギュレーションによって制約を受けたのだという。
フェルスタッペンは、自身の公式ウェブサイトで「2016年のほうがずっと楽しかったよ。互いに相手をうまく追いかけ合えたし、ある意味では今よりも満足のいく戦いができていた」とインタビューに答えている。
「2017年からは、互いに真の競い合いをすることが以前よりもずっと困難になったし、あまり楽しめなくなったんだ」
「制動距離が短くなって、互いを追いかけ合うことがとても難しくなった。マシンが予測不可能な、急な動きをする場合もある」
多くの人々と同様に、フェルスタッペンもマシン間の性能差が縮まった方が良いと考えており、なかでもF1のパワーユニット性能の違いは小さくなるべきだとしている。
「F1全般について言えば、あらゆる部分で隔たりが小さくなったら良いだろうね。だから、特に考えるべきなのはエンジンについてだ。今はまだ性能差が大きすぎる」
フェルスタッペンは、自身の今シーズンの戦いはまだ期待されるレベルに達していないと認める一方で、次戦のアゼルバイジャンGPについて良い結果を出す機会になるとして自信もみせている。
「マシンは良い状態だと思う。予選ではまだ少し足りない部分もあるけれど、レースでは良い走りができているよ」とフェルスタッペン。
「これまでのところは、さまざまな理由から望んでいた成果は得られていない。でもバクーでの戦いには期待をもっているんだ。良いレースが展開できると思う。それに、この後まだ18レースも残っているからね。結果を出せることを願っている」
「マシンのコンディションは良いし、市街地コースだとより力を発揮してくれると思う。とにかく次戦がすごく楽しみだよ!」
「レッドブル」をもっと詳しく
「レッドブル」のニュース
-
ルクレール「レッドブルとマクラーレンは、直線スピードを上げる“奇妙な方法”を知っている」フェラーリ/F1第7戦5月20日17時30分
-
レッドブル&HRC密着:“マックス劇場”から一転「まるで氷の上を走るよう」な状況に。ストレートで速度を落とさず対処5月20日12時12分
-
レッドブル育成ゲーテとトライデントのメゲトゥニフが優勝分ける【正式結果/FIA F3第3戦イモラ】5月20日12時7分
-
【ポイントランキング】2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP終了時点5月20日9時35分
-
フェルスタッペン、ノリス&ペナルティの脅威と戦い辛勝「ハードが機能せず厳しかった。逃げ切ることができて安堵」5月20日9時32分
-
フェルスタッペン5勝目5月20日9時27分
-
角田裕毅は10位で2戦連続入賞 フェルスタッペン今季5勝目 F1エミリアロマーニャGP5月19日23時33分
-
【順位結果】2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP決勝5月19日23時30分
-
レッドブル育成ハジャルが今季2勝目飾る。マクラーレン育成ボルトレートが2位/FIA F2第4戦レース25月19日18時13分
-
究極の400m坂道ダッシュ「Red Bull 400」史上最大規模1,644名がスキージャンプ台を大逆走!5月19日12時16分
スポーツニュースランキング
-
1井上尚弥に止まぬ特大評価 リング誌の“ウシク1位”にメキシコ名伯楽が異論「イノウエはあまり騒がない。それでも十分偉大」 ココカラネクスト
-
2「本気で言っているのか?」絶好調の今永昇太が米番組内で”新事実”を告白! 隠し持つ武器に米メディア衝撃「フェアな話ではない」 ココカラネクスト
-
3大谷翔平が“史上5人目の快挙”へ! 第1打席に左前打で4試合連続安打 打率「.350」維持なら歴史的記録を達成 ココカラネクスト
-
4大谷翔平が大ピンチ!なんで、こんな打てるんだ…!? イチローが認めた安打製造機の“内角変態打ち”がヤバすぎる ファン騒然「4割到達しそう」「イチローかな」 ABEMA TIMES
-
5なぜグッドマン陣営は井上尚弥戦を“渋る”のか? 膠着状態が続くなかで考えられるモンスターの「理想プラン」とは ココカラネクスト