WEC:モナコのシャルレーヌ公妃、2019年ル・マン24時間のスターターに就任
6月15〜16日、フランスのサルト・サーキットで開催される第87回ル・マン24時間決勝レーススターターを、モナコ公国のシャルレーヌ妃が務めることが分かった。
ル・マン24時間は1923年の初開催から90年以上の歴史を持ち、2019年大会で87回目の開催を数えるフランスのクラシックエンデュランスレースだ。
今大会は2018年5月から2019年6月にまたがって行われるWEC世界耐久選手権“スーパーシーズン”におけるシーズン2度目のル・マンとなり、各クラスのシリーズチャンピオンが決定する最終戦“グランドフィナーレ”に設定されている。
そんなル・マンでは近年、ゲストによるスタートフラッグ振動が行われている。昨年は男子テニスの4大大会で計17回の優勝回数を誇るラファエル・ナダルがこの任を務め、2017年はF1のチェイス・キャリーCEOが担当。また、その前年には俳優のブラッド・ピット氏もフランス国旗を掲げた。
2019年のル・マンでその役目を果たすのはモナコ公国の君主アルベール2世の妃であるプリンセス・シャルレーヌだ。元競泳オリンピック選手でもある公妃は6月15日、約13カ月に渡って行われてきたWECスーパーシーズン最後の戦いの舞台でトリコロール旗を振り、過去最多62台のル・マンカーをフィールドに解き放つ予定だ。
「我々はモナコのプリンセス・シャルレーヌ殿下に、2019年ル・マン24時間レースのスターターとして立つことを承認いただけ大変喜ばしく思うと同時に、誇りを持ってこれを発表する」と述べるのは、WEC/ル・マン24時間の統括団体であるACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン会長。
「優れたスポーツウーマンとして活躍した彼女は、モータースポーツと社会全体における女性進出の支持者だ」
「ACOは、女性がモーターレースのあらゆる面に参加することを奨励してきた。我々は単にウーマンモータースポーツなどのルールを成立させるだけでなく、女性たちにモータースポーツの分野に彼女たちの居場所があることを提示している」
「私たちは希望や野望について話しているだけでない。多くの女性たちが、自分の人生を望むように築き、実践し、生きていくことについて話しているんだ」
2018年にトヨタが悲願の初優勝を果たしたことで、日本メーカー初の連覇がかかる2019年のル・マン24時間。開催87回目を数える今大会では、3度の総合優勝ドライバーであるハーレー・ヘイウッドが、グランドマーシャルを務めることがすでにアナウンスされている。
「モナコ」をもっと詳しく
「モナコ」のニュース
-
【ルイ・ヴィトン】モナコ公国のシャルレーヌ公妃、F1モナコグランプリのガラディナーにルイ・ヴィトンのカスタムメイドドレスを着用5月27日18時46分
-
【宮田莉朋F2密着】ファステスト狙い壁に接触。モナコを攻め切った日曜日/第5戦レビュー後編5月27日18時0分
-
ピアストリ2位「セナカラーでモナコの表彰台に立つのは特別なこと」ノリスは赤旗規則に疑問:マクラーレン/F1第8戦5月27日16時25分
-
【DIOR】ディオールを纏うセレブリティ:ルイス・ハミルトン5月27日15時46分
-
F1=モナコGP、ルクレールが念願の地元初勝利 角田8位5月27日10時11分
-
角田の走り F15月27日9時15分
-
喜ぶルクレール F15月27日9時15分
-
角田裕毅がモナコで8位入賞「タイヤとペースの管理に集中した我慢のレース。終盤プッシュできた時は楽しかった」5月27日7時1分
-
アルピーヌ育成のツォロフとミニがモナコで勝利を飾る【正式結果/FIA F3第4戦モンテカルロ】5月27日5時38分
-
【宮田莉朋F2密着】モナコで待ち受けていた不運。収穫を得たスプリントレース/第5戦レビュー前編5月27日4時35分
スポーツニュースランキング
-
1大谷翔平に被弾したメッツ右腕 試合後に「最悪のチームでプレーしている」とチーム批判 その後戦力外に スポーツニッポン
-
2大谷翔平の14号被弾投手、衝撃のブチギレ退場で即クビに! 戦力外宣告の原因となった問題行動の一部始終 ABEMA TIMES
-
3サッカーU-23日本代表25人を発表 松木玖生、細谷真大ら選出、久保建英は外れる パリ五輪へ対米戦の国際親善試合に臨む TBS NEWS DIG
-
4大谷翔平に被弾の投手が異例の試合後即戦力外へ 退場、グラブ投げ捨て、暴言連発、球団批判など怒り収まらず スポーツ報知
-
5ソシエダvs東京Vで「心痛かった」ブラスバンド演奏当時者の投稿が反響拡大 FOOTBALL TRIBE