広島の坂倉将吾が6月打率.364!チームを支える「打てる捕手」たちの存在感
好調の坂倉。打てる捕手はチームにとって大きなアドバンテージだ(C)KentaHARADDA/CoCoKARAnext
広島の坂倉将吾が絶好調だ。現在は8試合連続でヒットを放っており、6月でノーヒットだった試合はわずか3試合。6月の月間打率.364と調子を上げている。
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坂倉は昨シーズンまではサードを守る機会が多かったが、今シーズンはキャッチャー一本で臨んだ。開幕直後こそ責任重大なポジションを任されることに苦労したのか、4月の月間打率は.238と低迷。キャッチャーのみで起用することに違和感を示す野球解説者やファンも少なくなかった。しかし、5月の月間打率は.296を記録して、その対応力の高さを見せ、現在は打率.292と坂倉らしい数字まで上げてきた。扇の要に留まらず、攻守の要としてチームを牽引している。
坂倉同様、打てる捕手と言えばオリックスの森友哉もその一人。12本塁打、38打点はともにチームトップ。山本由伸や山﨑福也が先発の際は若月健矢がマスクを被り、指名打者として出場することが多い。それでも打撃面だけではなく、キャッチャーとしても存在感を放っており、首位の原動力になっている。
また、巨人の大城卓三も打率.266と悪くない。開幕当初は調子が良く、4月の月間打率は.292と3割近かったが、5月(.253)、6月(.254)と徐々に下降線を辿っている。それでも.250を下回らずにコンスタントにヒットを重ねており、ある意味で最も巨人で計算できる野手と言えるかもしれない。とりわけ、セ・リーグは指名打者制ではないため、捕手が打てなければ打線のつながりは生まれにくい。大城の存在は巨人としてはかなり大きい。
ここ最近はリード面を重視する傾向が強く、打撃力の優先順位は下がった印象。加えて、近藤健介や銀次など、打撃の良さを活かすためにキャッチャーからコンバートするケースも珍しくない。ただ、坂倉や森の活躍を見ると、打てる捕手の重要性を改めて認識させられる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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