ryuchellさん死去で誹謗中傷に怒りか。日本代表MF守田英正が訴える

　ポルトガル1部スポルティングCP所属の日本代表MF守田英正は、今月12日深夜の自身のツイッターアカウントを更新。FIFAワールドカップ・カタール大会出場などにより世間から注目を浴びる中、他人の更生を願う同選手の投稿内容が話題を呼んでいる。

　守田は「何回も同じことを繰り返す。今まで何を学んできたのか」と切り出すと、「他人が気になって仕方ないみたいだけどまず自分自身に目を向けてくれ。他人ではなく自分の人生に。心からそう願う」と問いかけている。

　守田が抽象的な表現にとどめていることもあり、ネット上では「何の話？」「何があったんだ」という声が。ただ一方で、タレントであるryuchellさん（本名：比嘉龍二）の訃報をうけて誹謗中傷を巡る議論が白熱していることもあり、「りゅうちぇるさんの件に関してかな？」というコメントが見られるほか、具体的な言及を避けた上で同選手の意見に賛同するファンも多い。

　ryuchellさんは12日、東京都内の事務所で死亡。警察の捜査によると、自殺の可能性が高いとみられている。また自殺に至った理由は明らかになっていないが、ネット上では誹謗中傷が原因と推測する声が多く上がっている。

　なお守田は昨年夏にCDサンタ・クララからスポルティングへ完全移籍。加入1年目からリーグ戦29試合出場で6ゴール3アシストと、主力選手として活躍している。サッカーの世界でも過度な批判や誹謗中傷が付き物であるがゆえに、守田は誹謗中傷被害を受けた著名人の気持ちを汲んでいるのかもしれない。