何度も訴えたのに...「あなたノイローゼ」と当時の警察から一蹴 誹謗中傷に苦しんだタレントが見解
2025年5月2日(金)16時43分 J-CASTニュース
タレントのスマイリーキクチさんが2025年5月2日、神奈川県・川崎市の住宅から身元不明の遺体が見つかった事件に関する報道を受け、警察の対応をXで批判した。キクチさんは、根拠のない誹謗中傷や殺害予告に長年苦しめられた経験を伝える活動をしている。
「自分も中傷や脅迫で警察に何度も訴えた」
各社の報道によれば、川崎市に住む20歳の女性が24年12月から行方不明に。今回の遺体が見つかった住宅には、女性の元交際相手が住んでいた。行方不明になる前から、この女性はストーカー被害を周囲に相談していたが、警察の対応は遅かったという。
キクチさんも5月1日、この事件の経緯を報じたNHKの記事を引用しながらXで言及。記事では、遺族や元警察官が警察の対応の遅れを批判していた。
キクチさんは、この記事を引用しながら、「警察の怠慢で何回も悲劇が起きた。今はストーカー被害に早期対応するマニュアルもあるのに...やるせない」と思いを明かした。
続けて、自身の経験も振り返った。「自分も中傷や脅迫で警察に何度も訴えた」とし、その当時「あなたノイローゼ」「殺されたら捜査してあげる」と邪険に扱われたという。
最後に、キクチさんは「捜査してくれる刑事さんに出会うまで9年かかった。事件を左右するのは警官ガチャ」との見解を示した。