亡くなった女性の父親「警察は遺体が見つかる寸前まで事件性がないと言っていた」…川崎の民家白骨遺体
2025年5月3日(土)22時12分 読売新聞
川崎市内の民家にあったバッグから白骨化した遺体が見つかった事件で、神奈川県警は遺体の身元を川崎区浜町、アルバイト岡崎彩咲陽さん(20)と発表した。岡崎さんの父親の鉄也さん(51)は3日、報道陣の取材に応じ、「娘ではないことを願っていたが、娘だったら早く連れて帰りたかったので、ほっとした部分もある。警察は遺体が見つかる寸前まで事件性がないと言っていた。本当の話をしてほしい」と話した。
岡崎さんが行方不明になった後、家族らはSNSで情報提供を呼びかけ、岡崎さんを捜してきた。
岡崎さんの親族の女性(17)は、月に1度は会って話をしたり、一緒に食事に行って悩み事を相談したりする仲だった。
女性が中学校でいじめに遭っていた時も、相手の家まで話をしに行ってくれたり、心配して学校まで迎えに来てくれたりしたという。「優しくて明るくて、姉のような存在。戻ってきてほしいし、返してほしい」と悲しんだ。
岡崎さんと中学の同級生だったという男性(20)も「明るく、自分を貫くタイプ。誰とでも仲良くなっていた」と話した。