誹謗中傷被害のC・ロナウド、川崎エリソンに神対応!日本とサウジで民度の差
2025年5月1日(木)10時4分 FOOTBALL TRIBE

サウジアラビア1部アル・ナスル所属FWクリスティアーノ・ロナウドは、日本時間4月30日深夜に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準決勝の川崎フロンターレ戦でフル出場。チームが敗れた後、ネット上で誹謗中傷被害に遭った一方、川崎所属FWエリソンへの対応で称賛を浴びている。
世界中のフットボールを対象に話題性豊かな出来事を取り上げるXアカウント『Out Of Context Football』では、試合後にキャプテンマークを外しながら、両手を広げて肩をすくめるロナウドの様子を捉えた動画がアップ。ACLE公式Xアカウントでも、ロナウドが落胆する時の様子が動画で公開されているが、いずれの投稿にもアラビア語を中心に、同選手を揶揄するメッセージが多く寄せられているほか、誹謗中傷コメントも殺到している。
中東地域で一部のサッカーファンから“嫌われ者”扱いされているロナウドだが、対戦相手には紳士的な振る舞いを見せた模様。エリソンは試合後、インスタグラムを更新。ロナウドが笑顔でツーショットに応じた時の様子をアップするとともに、「ドーピング検査に行ったら、とんでもない世界一の選手がそこにいたんだ。なんという日なんだ!なんて素晴らしい人なんだ、とても親切にしてくれて、本当に謙虚だった!」と綴っている。
このエリソンのSNS投稿は、スクリーンショットによりXで拡散。世界屈指のスター選手による神対応を受けて、日本のサッカーファン等からは称賛のメッセージが相次いで寄せられている。
試合後に批判、揶揄、誹謗中傷の言葉を浴びせた中東のサッカーファンとは対照的に、日本ではロナウドの人間性が高く評価されている。ACLE公式Xアカウント等の投稿動画に対して、日本語による攻撃的なメッセージもほとんどないだけに、日本とサウジアラビアをはじめとする中東地域の民度の違いが浮き彫りになっている。