「バンドーンにはプランCまで用意してある」。マネージャーがマクラーレン後のキャリアに楽観的発言
ストフェル・バンドーンのキャリアを管理しているマネージャーのアレッサンドロ・アルニ・ブラビは、バンドーンが2019年もF1でレースができるという確信を持っていると語った。
バンドーンは2018年末でマクラーレンを去り、その後任を現在18歳のジュニアドライバー、ランド・ノリスが務めることが決まっている。
F1の椅子取りゲームはゆっくりと終わりに近づいており、空きシートが減りつつあるが、バンドーンのマネージャーは、今後数週間のうちにそのうちのひとつを確保できるものと期待している。
「状況が公になり明確になるのは良いことだ」とアルニ・ブラビは、マクラーレンチームの発表についてLa Derniere Heureに語った。
ザウバーはバンドーンの移籍候補のひとつと考えられてきたが、最近チーム代表フレデリック・バスールはそれに対して否定的な発言をしている。バンドーンのシート獲得をサポートしたいというマクラーレンのボス、ザック・ブラウンは、トロロッソが彼を乗せることを希望しているものの、レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、現在トロロッソ・ホンダの候補は10人いると述べており、バンドーンがそこに含まれているかどうかについては明らかにしていない。
ベルギーGPの週末、アルニ・ブラビは、バンドーンが来シーズンもF1でレースをすることを100パーセント確信していると語った。その後、バンドーンのマクラーレン離脱が発表されたのだが、アルニ・ブラビは自信にあふれた姿勢を崩さない。
「そう、私はリザーブドライバーではなく、レーシングドライバーとしての彼の将来について冷静に考え、その上で自信を持っている」とアルニ・ブラビ。「それ(レースシート獲得)が我々の最優先事項だ」
「ストフェルは非常に優れたドライバーだ。苦戦するチームで2年の経験を積み、フェルナンド・アロンソから多くのことを学んだ。アロンソのこれまでのチームメイトのなかで、ストフェルがベストといっていいだろう」
仮にF1の椅子取りゲームが終わる時にバンドーンにシートがなかった場合でも、代替案があるとアルニ・ブラビは語った。
「我々にはプランA、B、Cがある」と彼は締めくくった。
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