DTM:パフォーマンス・ウエイト即時撤廃で合意との報道。次戦から“ガチンコ”勝負へ
DTMドイツ・ツーリングカー選手権に参戦しているアウディとBMW、メルセデスの3社が、シリーズで採用されているパフォーマンス・ウエイトを即時撤廃する方針で合意したと報じられた。
DTMが採用しているパフォーマンス・ウエイトは予選セッション時で、各メーカーのドライバーが出したセクターベストを合算して理論上のファステストラップを算出。このタイム差をもとに適用されている。
TOURING CAR TIMESによれば、パフォーマンス・ウエイト撤廃について、ドイツ国内の自動車連盟であるDMSBによる承認は得られていないとのことだが、9月22〜24日のレッドブルリンク戦から適用される見込みで、各車とも1125kgの最低重量で戦うことになる。
また3メーカーは2018年から、いくつかの空力パーツを標準パーツ化するなどエアロダイナミクスの最適化についても合意に至ったという。
シリーズをプロモートするITR e.V代表のゲルハルト・ベルガーは以前からパフォーマンス・ウエイト撤廃を望んでいた人物。今回の合意に対し「すべての決定はファンの声に耳を傾けた結果、なされたものだ」と語っている。
「シリーズに参戦しているマニュファクチャラーが、このスポーツのために一体となって決断を下したことをうれしく思う。DTMとして強力なメッセージを発信できた」
「DMSBには、これから承認を受けることになるが、彼らは以前から3メーカーとITRが全会一致で採決したものは無条件で承認する意向を示してくれている。今回もDMSBの承認を得られると考えているよ」
先日、シリーズとともにクラス1規定をサポートする旨を明らかにしていたBMWモータースポーツ代表のイェンス・マルカルトも「今日はDTMやシリーズのファン、真のモータースポーツを求める人々にとって最高の日になった」とのコメントを発表した。
「今日は誰もが勝者になった。この数週間、3メーカーの意見を一致させるべくさまざまな解決策を模索した。今後はDTMの未来を盤石なものにするべく活動していく」
「(今回の決定で)このプラットフォームはより魅力的なものになり、新たに参戦を希望するマニュファクチャラーにとって開かれたものになった」
アウディ・モータースポーツを率いるディーター・ガスも「パフォーマンス・ウエイトのレギュレーションを撤廃し、シリーズに純粋なコンペティションを取り戻すことができて満足だ」とコメント。
メルセデスAMGモータースポーツのウルリッヒ・フリッツ代表も「ファンやドライバーが望んでいたパフォーマンス・ウエイト撤廃を実現できてうれしい。今後、タイトル争いが熱を帯びることは間違いないだろう」と述べている。
「採用」をもっと詳しく
「採用」のニュース
-
MINISFORUM、Ryzen 9+Radeon RXを搭載したミニゲーミングデスクトップPC5月27日16時36分
-
「犯罪Gの収益構造に切り込む取締りの推進」警察庁長官が全国警察本部長らに指示 厳しさ増す警察官の採用にも「県の実情に応じた新たな採用活動」の導入求める5月27日16時32分
-
【エントリー数を最大化する】採用ページの考え方・作り方のセミナーを開催5月27日15時46分
-
ミレイズ、初の客員起業家(EIR)採用で、起業支援を強化5月27日14時46分
-
TP-Link、パン/チルトに対応したコンパクト設計のネットワークカメラ5月27日13時46分
-
クレジットエンジン、J.Scoreの債権管理のメインシステムとして債権管理回収システム「CE Collection」が採用され運用開始5月27日12時16分
-
【新商品】木造3階建てCLT工法賃貸住宅「Forterb(フォルターブ)III」6月1日より販売開始5月27日12時16分
-
採用SNSを活用して内定承諾率アップ!キーワードは「社風」と「やりがい」〜セミナー開催レポート〜5月27日12時16分
-
AUTOSARベーシックソフトウェアのベンダーとして日産がベクターを採用5月27日11時16分
-
2大証券会社「採用大学」ランキング2023最新版!早慶体育会系「就活ガチンコ勝負」の行方は?5月27日5時0分