ボッタス「サージェントを抜こうとしたら、スペースを残したのに突っ込んできた」アルファロメオ F1第17戦決勝
2023年F1第17戦日本GPの決勝レースが行われ、アルファロメオの周冠宇は13位、バルテリ・ボッタスはリタイアでレースを終えた。
■周冠宇(アルファロメオF1チーム・ステーク)
決勝=13位(52周/53周)
スタートはものすごく良かった。そして、前方の集団に切り込んで、いくつか順位を上げようと狙っていたんだ。その時、僕の前で4台が接触して、飛んできたかなり大きなカーボンファイバーの破片が、フロントウイングの下に引っかかってしまった。それ以降は妥協を強いられたレースになり、クルマにダメージが及ばないように、少しペースを抑えなければならなかった。
純粋なパフォーマンスという点では、レースペースはまずまずといったところで、この週末、僕らより競争力がありそうに見えたアルファタウリ勢よりも速かったように思う。僕たち自身のパッケージに関しては、シンガポールと比べてさらに進歩しているのは確かで、これまでに収集したデータをしっかり分析することが重要になる。概して言えば、トップ10のすぐ後ろで戦えるくらいのスピードはあると思うから、さらなる改善に向けて努力を続けていくことが肝心だ。
残念ながら、今回はいい週末にはならなかった。昨日の予選では実力を発揮できず、結果としてはレースも同様だったからね。これからいったんヨーロッパに戻り、チャレンジングなダブルヘッダーの疲れを癒やしたら、また今後のレースに向けた準備に全力で取り組むよ。
■バルテリ・ボッタス(アルファロメオF1チーム・ステーク)
決勝=DNF(7周/53周)
波乱に満ちていながら、僕にとっては短いレースだった。グリッドからの蹴り出しは文句なしだった。ところが、ターン1への進入で2台のクルマ、ウイリアムズとアルピーヌの間に挟まれるかたちになり、十分なスペースがなかったために接触が起きて、右前輪がパンクしてしまった。僕はすぐにピットに入り、同時にノーズも交換した。
そして、今度はセーフティカーピリオドが終わった直後に、アウトから(ローガン・)サージェントを抜こうとしたら、ちゃんとスペースは残していたにもかかわらず、彼がブレーキをロックさせて突っ込んできたんだ。ピットに入ってクルマのダメージを確認したところ、それ以上レースを続けるのは無理であることが分かった。
今日は完全に運に見放されていた。週末の初めの段階では、クルマには好成績を望めるポテンシャルがあると感じていただけに悔しいね。残念ながら、全体としてこの2連戦は、僕らが期待していたようにはならなかった。2週間後のドーハに向けてしっかり準備を整え、そしてシーズンの残りのレースに取り組むためにも、ここでいったんリセットすることが重要だ。
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