FIA-F2:コレア、17時間におよぶ足の手術を終える。さらなる手術を予定も6週間以内に退院か
ザウバー・ジュニチームからFIA-F2に参戦し、アルファロメオ・レーシングの開発ドライバーも務めるファン-マヌエル・コレアは、日曜日に17時間に及ぶ手術を受けた。医師団によれば、手術は成功したものの、彼は引き続き綿密な観察下に置かれるという。
コレアは、8月末に行われたF2第9戦スパ・フランコルシャンのレース1で複数台のマシンが絡む恐ろしいクラッシュに巻き込まれたが、一命をとりとめた。しかしこの事故により、フランス人ドライバーのアントワーヌ・ユベールが亡くなった。
20歳のコレアは両足の複数箇所を骨折し、右足下部に重傷を負ったほか、肺の合併症を起こした。そのためリエージュにある病院の医師たちは、彼を人工的な昏睡状態に置くことを余儀なくされた。
その後コレアはロンドンの病院にある専門的な集中治療室に移された。肺の状態が回復に向かったことを受けて、医師団は足の怪我の治療に取り組んだが、状態が非常に悪かったため、その時点では部分的な切断も検討された。
コレアの家族が発表した最新の声明によれば、日曜日に行われた長時間の手術は、計画どおりに進んだという。
「手術後は緊張の日々でした。手術室においては成功と判断されましたが、最終的な成果を判断するうえでは再建手術後の48〜72時間が重要だったからです」
「現在は木曜日で、72時間以上が経過しました。引き続き注意深い観察は続いているものの、医師団は手術が成功裏に行われたと自信を持っています」
「手術の過程で、医師団は想定よりも多く骨片の除去を強いられました。また、血管に関するいくつかの問題の解決も迫られました。それでも、手術の主要な目的は達成されたのです」
「ファン-マヌエルは引き続きロンドンの病院にいます。今後2週間以内にあと1回、もう少し簡単な手術を受ける予定があります」
「医師団は、ファン-マヌエルがおよそ6週間のうちに退院できるだろうと考えています。そこから、彼の回復に向けた道のりが始まるのです」
「2020年は、彼の右足と足首を完全に元どおりに使えるようにすることを目的とした理学療法、リハビリ、矯正手術といった予定で埋まるでしょう」
声明には、ファン-マヌエル自身からの力強い言葉も含まれていた。
「過去の数週間は、僕にとって極めて厳しい時期だった。肉体的にも精神的にも、これまで経験したことがないほどだった」とファン-マヌエルは述べた。
「僕の足、特に右足が将来どこまで回復するのか、まだはっきりと分からないということは理解しているし、身体的なリハビリがとてつもなく長い、複雑なものになるであろうことも分かっている。今はまだ、今回起きたこと、そして今起きつつあることを自分で整理しているところだ」
「何らかの形で僕を支援してくれたひとりひとりに対して感謝したい。とても数多くの愛情と思いやりに満ちたメッセージを寄せてくれたことに恐縮している」
「心からの感謝と、皆さんの激励や前向きなメッセージは僕にとって大きな意味があったということを伝えたい」
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