ビルバオの“次期王様”とグラナダの“ジャックナイフ”がスペイン代表初招集! 「本当に夢のようだ」
サッカーキング2023年10月10日(火)15時42分
オイアン・サンセト(左)とブライアン・サラゴサ(右) [写真]=Getty Images
スペイン代表に初選出されたMFオイアン・サンセト(アスレティック・ビルバオ)とFWブライアン・サラゴサ(グラナダ)の両選手が胸中を明かした。9日、スペイン紙『アス』が伝えている。
10月の代表シリーズでは、EURO2024予選の2試合に臨むスペイン代表。今月6日に発表された24名の代表メンバーには、かねてより“ラ・ロハ”入りが噂されていたMFオイアン・サンセトが初めて選ばれた。さらに、FWジェレミ・ピノ(ビジャレアル)の負傷辞退により、彗星の如く現れたFWブライアン・サラゴサが追加招集を受けている。
[写真]=Getty Images
■オイアン・サンセト
2000年4月25日生まれのサンセトは現在23歳。スペイン北部の都市パンプローナで産声をあげ、15歳の頃にアスレティック・ビルバオのカンテラに到着した“エル・シエルバ(愛称)”の才能が開花したのは、マルセリーノ・ガルシア・トラル氏が指揮していた2021-22シーズンだ。トップチーム2年目を迎えたサンセトは、本職の2列目(トップ下・インサイドハーフ)から2トップの一角へとコンバートされると、ポジションニングセンスと得点感覚で攻撃を牽引。2022年1月のオサスナ戦ではハットトリックを達成するなど、公式戦6得点4アシストを記録した。翌夏に就任したエルネスト・バルベルデ現監督の下では、再び中盤でのプレーがメインとなっているが、2022-23シーズンは公式戦10得点とキャリアハイを叩き出している。なおサンセトは、今年4月にアスレティック・ビルバオと2032年夏までの9年契約(2024年満了の契約+8年)を締結。“次期王様”として期待を寄せられている。
幼少期から参考としている選手にMFアンドレス・イニエスタを挙げ、クラブではイニエスタを象徴する『8』という数字を背負うサンセト。スペイン代表初招集については「予想もしていなかったことだし、このチームメイトたちと一緒にいられることをとても嬉しく思っている。本当に夢のようだよ」と告白。さらに「まず母に、僕が代表チームに入ったことを伝えた。母はとても興奮していて、それと同時に僕をとても誇りに思ってくれていることも伝わった。『落ち着いて、自分のプレーをしなさい。すべてはうまくいくから』と言ってくれたよ」と明かしている。
■ブライアン・サラゴサ
2001年4月25日生まれのB・サラゴサは現在22歳。グラナダのカンテラ出身の“ジャックナイフ”は昨シーズン、トップチームに彗星の如く現れた。とりわけ、セグンダ第40節から最終節にかけての3試合連続得点は、クラブの2部優勝及び1部昇格を手繰り寄せるものに。迎えた今シーズンも、目の見張る速度で成長を続け、ここまでのラ・リーガ9試合で5得点をマーク。切れ味鋭いドリブルは、FWレロイ・サネ(バイエルン)やFWラファエル・レオン(ミラン)といった世界屈指のドリブラーに匹敵するものだ。
8日に行われたバルセロナ戦での傑出したパフォーマンスがルイス・デ・ラ・フエンテ監督の目にとまり、トップチームデビューからわずか1年余りで、スペイン代表にまで上り詰めたB・サラゴサは「素晴らしいことだ。子供の頃からの夢が叶ったのだからね」としつつ、「(バルセロナとの)試合後、インタビューに答えていたら、スポーツディレクターが教えてくれた。家族全員が泣いていて、抱き合ったよ。とても嬉しい瞬間だった」と思いを巡らせている。
脚光を浴びる2選手を初招集したスペイン代表は12日にスコットランド代表と、15日にノルウェー代表と対戦する。
10月の代表シリーズでは、EURO2024予選の2試合に臨むスペイン代表。今月6日に発表された24名の代表メンバーには、かねてより“ラ・ロハ”入りが噂されていたMFオイアン・サンセトが初めて選ばれた。さらに、FWジェレミ・ピノ(ビジャレアル)の負傷辞退により、彗星の如く現れたFWブライアン・サラゴサが追加招集を受けている。
[写真]=Getty Images
■オイアン・サンセト
2000年4月25日生まれのサンセトは現在23歳。スペイン北部の都市パンプローナで産声をあげ、15歳の頃にアスレティック・ビルバオのカンテラに到着した“エル・シエルバ(愛称)”の才能が開花したのは、マルセリーノ・ガルシア・トラル氏が指揮していた2021-22シーズンだ。トップチーム2年目を迎えたサンセトは、本職の2列目(トップ下・インサイドハーフ)から2トップの一角へとコンバートされると、ポジションニングセンスと得点感覚で攻撃を牽引。2022年1月のオサスナ戦ではハットトリックを達成するなど、公式戦6得点4アシストを記録した。翌夏に就任したエルネスト・バルベルデ現監督の下では、再び中盤でのプレーがメインとなっているが、2022-23シーズンは公式戦10得点とキャリアハイを叩き出している。なおサンセトは、今年4月にアスレティック・ビルバオと2032年夏までの9年契約(2024年満了の契約+8年)を締結。“次期王様”として期待を寄せられている。
幼少期から参考としている選手にMFアンドレス・イニエスタを挙げ、クラブではイニエスタを象徴する『8』という数字を背負うサンセト。スペイン代表初招集については「予想もしていなかったことだし、このチームメイトたちと一緒にいられることをとても嬉しく思っている。本当に夢のようだよ」と告白。さらに「まず母に、僕が代表チームに入ったことを伝えた。母はとても興奮していて、それと同時に僕をとても誇りに思ってくれていることも伝わった。『落ち着いて、自分のプレーをしなさい。すべてはうまくいくから』と言ってくれたよ」と明かしている。
■ブライアン・サラゴサ
2001年4月25日生まれのB・サラゴサは現在22歳。グラナダのカンテラ出身の“ジャックナイフ”は昨シーズン、トップチームに彗星の如く現れた。とりわけ、セグンダ第40節から最終節にかけての3試合連続得点は、クラブの2部優勝及び1部昇格を手繰り寄せるものに。迎えた今シーズンも、目の見張る速度で成長を続け、ここまでのラ・リーガ9試合で5得点をマーク。切れ味鋭いドリブルは、FWレロイ・サネ(バイエルン)やFWラファエル・レオン(ミラン)といった世界屈指のドリブラーに匹敵するものだ。
8日に行われたバルセロナ戦での傑出したパフォーマンスがルイス・デ・ラ・フエンテ監督の目にとまり、トップチームデビューからわずか1年余りで、スペイン代表にまで上り詰めたB・サラゴサは「素晴らしいことだ。子供の頃からの夢が叶ったのだからね」としつつ、「(バルセロナとの)試合後、インタビューに答えていたら、スポーツディレクターが教えてくれた。家族全員が泣いていて、抱き合ったよ。とても嬉しい瞬間だった」と思いを巡らせている。
脚光を浴びる2選手を初招集したスペイン代表は12日にスコットランド代表と、15日にノルウェー代表と対戦する。
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