F1第16戦トルコGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2021年F1第16戦トルコGPの決勝レースで6位〜10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位〜10位のドライバーはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)だ。
■アルピーヌF1チーム
エステバン・オコン 決勝=10位
1ポイントを獲得できて最高の気分だ。困難だった週末と、とても長いレースの後だけにね。1セットのタイヤで最後まで走りきるというリスクを取ったのが良かった。これはめったに見られないことだし、ピットストップ担当のメカニックを休ませるという意味でも良いことだった!
昨年もこのレースでは同じことが起こりえた。難しいチャレンジではあったけど、タイヤが何とか最後までもってくれて、最後にわずかながらも報酬を手にすることができた。コース上でのバトルもエンジョイしながら、(タイヤ交換をせずに)荒技で押し切るようなレースができて楽しかったよ。1ポイントは素敵なご褒美だ。次のレースでも、着実に上位を目指していきたい。
■アストンマーティン・コグニザント・フォーミュランワン・チーム
ランス・ストロール 決勝=9位
この結果に満足しているし、このクルマのポテンシャルを十分に引き出せたと思う。チームとして、いい仕事ができた。路面が本当に滑りやすくて、トリッキーな状況だった。このサーキットでは部分的に乾いたところができ、タイヤのグレイニングの原因になるという難しさもあって、スリックへの交換については最後まで疑問を感じていた。
あらゆることを考え合わせると、9位は今日の僕らに手が届く最善の成績だった。ピットストップで少しタイムロスはあったものの、それがなくても最終的な結果はあまり変わらなかったと思う。
次はアメリカへ向かうので、今からワクワクしている。オースティンでポイントを争う戦いにフォーカスする前に、少しカナダの自宅で過ごすチャンスがありそうだからね。
■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ 決勝=8位
僕にとってのベストレースのひとつだし、フェラーリ加入後でいうとたぶん一番いいレースだと思う。トリッキーなコンディションで、ファーストスティントはかなり緊張を強いられたけれど、楽しくもあった。コースのさまざまな場所でオーバーテイクして、いろいろなラインを使って走ったんだ。
ピットストップで問題が起きたのは残念だった。ピットストップ作業自体は速かったので、なぜマシンのリリースに時間がかかったのか、分析する必要がある。(エステバン・)オコンの後ろではなくて、ランド(・ノリス)の近くで戻っていたはずだった。最後の10周はコース上最速のひとりだったから、本当ならもっと上の順位でフィニッシュできたと思う。とはいえ、ああいうことは時には起こるものだし、今日はポジティブな要素をたくさん見つけることができた。
このマシンで走ることがすごく楽しくなってきたし、理解も深まってきている。この勢いを維持して今後のレースに臨みたい。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=7位
とても長くてタフなレースだった。主な理由はあのコンディションだ。レースを通じて、インターミディエイトを適切な温度に保つのがひどく難しかったんだ。それでも、最終的にできることはすべてやったと思うから、7位フィニッシュに満足すべきだろうね。
僕らにとって、今回は選手権争いでのダメージを最小限に抑えるための戦いだった。その意味では、できる範囲で最善の結果を手にすることができた。その点では文句はないし、必要なのは次のレースに向けてのさらなる改善だけだ。ここからリカバーしてプッシュし続けることが重要だ!
■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=6位
またトップ6内でフィニッシュできてとてもうれしい。難しいコンディションだったことを考えると、今日のパフォーマンスは今シーズンのなかでベストのひとつじゃないかな。
5秒ペナルティを受けながら、表彰台までたったの10秒差というのは、とても良い結果だよ。
ターン1のインシデントは少し不運だったと思う。僕はセルジオとフェルナンドに挟まれてしまい、軽い接触が起きた。それによってアロンソをスピンさせてしまったので、彼に謝りたい。
その後、とてもいいペースで走れた。今週末のマシンパフォーマンスには満足している。今回も金曜日から速さがあったのはいいことだよ。
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