マクラーレンF1代表「我々のマシンにはトップ3に次ぐ力がある」。コンストラクターズ選手権4位獲得に自信
マクラーレンF1チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、ここ最近のレースによって、MCL34がグリッド上4番目の強さを持つマシンであることが証明されたと考えている。
日本GPにおけるカルロス・サインツJr.の活躍のおかげもあり、マクラーレンはコンストラクターズ選手権の“トップ3チームを除くベスト”としての地位を確固たるものにしつつある。現在マクラーレンは5位のルノーに34ポイント差をつけ、中団グループを率いている。
2019年シーズンも残り4戦となるなか、ゆっくりと、しかし確実にマクラーレンは素晴らしい成果を自分たちの手中に収めようとしている。
「多くのポジティブな点があったが、これからも継続してマシンを改善し、マシンへの理解を深めていく」とザイドルは日本GPのレース後に語った。レースではカルロス・サインツJr.が5位、ランド・ノリスが13位でフィニッシュしている。
「ライバルたちから、さらにリードを広げることができてとてもうれしい。最近の3、4レースの傾向から見ても、明らかに我々のマシンは4番目に強力なマシンになっていると思う」
「我々はシーズン最後に4位を確保するために必要なすべての要素を手にしているし、もしそうなればチームとして素晴らしい成果となる」
マクラーレンには、以前の栄光を取り戻す前に達成すべきことがまだ多くある。しかしチームは、このままいけば、メルセデスエンジンを搭載していた2014年よりも優れた結果を出すことになる。
「我々はとても満足できる位置につけている」と今年の春にマクラーレンの指揮を執り始めたばかりのザイドルは語った。
「色々なことを変革するために、統率チーム全体とともに、多くのことをやってきた。これまで自分たちが果たしてきた進歩についてうれしく思っているのは間違いない」
「それと同時に、我々にはまだ多くのハードワークが待ち受けている。しかしうれしいことに、我々にはポジティブな勢いと雰囲気がある」
「間違いなく結果は重要だ。結局最後には結果がすべてであるから、来年は次のステップを踏み出す必要がある」
「我々の目標は明確だ。次のステップを踏み出したいと思っている。今いるポジションからトップ3の間のどこかに食い込んでいけたらと思う。それはチームにとって次なる大きな成果となるだろう」
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