あまりに異なる日韓指揮官の”姿勢”に韓国メディアが嘆き クリンスマン監督に不満の声「目標は同じだが準備過程が」
森保監督とクリンスマン監督のスタンスの違いに韓国メディアは嘆いている(C)Getty Images
サッカー日本代表は、来年元日にタイ代表戦を行い、その後、1月12日から始まるアジアカップカタール大会に臨む。親善試合やワールドカップ予選において白星を重ねてきた今年の戦いを経て、満を持して3大会ぶりのアジアタイトル奪取へと向かう。
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ここまで8連勝中であり、史上最強とも評されるほどの強さをみせている現在の日本代表は、選手個々のスキルもさることながら、チームを率いて2期目となる森保一監督によるマネージメントによって、高い結果がもたらされていることは言うまでもない。そして、同じくアジア制覇を目指すライバル国のメディアからは、日本代表指揮官へ羨望の眼差しが向けられているようだ。
「アジアカップ優勝という目標は同じだが、韓国と日本の準備過程はあまりにも異なる」
そう伝えているのは韓国メディア『朝鮮日報』だ。12月12日の同サイト上において、森保監督、さらに韓国代表を指揮するユルゲン・クリンスマン監督による、それぞれのチームへのアプローチについての見解を示している。
同メディアは、森保監督が12月9日に行われた天皇杯決勝、川崎対柏の試合を現地観戦したと報じており、その目的について「日本A代表とU23代表で活躍する次世代ストライカー、細谷真大(22、柏)の技量を直接チェックするためだった。細谷は今シーズン、Jリーグで14ゴールを記録し、次世代の代表ストライカーとして急浮上している」と若手選手の視察だったと強調。
その上で「森保監督は日本A代表チームの監督として、今すぐアジアカップに使う主力戦力だけでなく、未来世代の有望株まで把握している。韓国より日本の方が海外組みの数が多いが、森保監督は日本に滞在し、Jリーガーを大切にしている」と綴っている。
続けて、自国代表監督の近況にも言及しており、「クリンスマンの行動は違う。現在、米国の自宅に滞在しているクリンスマンは去る12月8日、トッテナム対ウェストハム戦が終わった後、ESPN放送に出演した」として、トッテナムのストライカー、ソン・フンミンについてコメントしていたと振り返った。
さらに、同メディアは「日本代表チームの監督が国内で有望株の発掘をしている間、クリンスマン監督はすでにスキルを把握しているレギュラーのコンディションを遠隔で確認していた」など、両者の振る舞いを比べながら、自国指揮官への皮肉を並べている。
トピックでは他に、「チームに問題が生じても海外に滞在しているクリンスマンの考えを聞くことができない」とも綴られている。アジアカップでは間違いなく日本とともに優勝候補に挙げられる韓国だが、国内メディアは大会を目前にした現在も、代表指揮官に対しどこか物足りなさを感じているようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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