【中学受験】必要なのは「志望校への憧れ」「強い気持ち」
リセマム2019年4月18日(木)11時45分
2019年度に私立・国立中学を受験した受験生の約45%が、受験に必要なことは「志望校への憧れ」と「困難に立ち向かう強い気持ち」と考えていることが2019年4月17日、Z会グループの栄光ゼミナールによる「受験生アンケート」の結果から明らかになった。
「受験生アンケート(私立・国立中学受験編)」は2019年1月1日~3月28日、栄光ゼミナールの教室に在籍し、2019年に私立・国立中学校を受験した受験生とその保護者を対象にインターネットで調査したもの。回答者数は、受験生332人、保護者339人。
中学受験を意識して塾に通い始めた時期は、「小学4年生」が46.7%と最多、ついで「小学5年生」28.5%。第1志望校を決定した時期は、「小学6年生の夏休み以降」26.4%、「小学6年生の夏休みに入る前」26.1%と、過半数が小学6年生になってからと回答した。
志望校を決定するうえで重視したポイントは、「学校の教育方針・校風」がもっとも多く、受験生55.4%、保護者71.5%を占めた。このほか、受験生は「校舎や設備が整っている」(31.9%)や「クラブ活動が充実している」(23.2%)など学校生活、保護者は「中高一貫指導」(30.6%)や「大学への進学実績」(24.6%)など学習内容や進路に関する項目を重視する傾向にあった。
一方、「『受験』とはどのようなものだったと感じるか」と受験生に尋ねたところ、56.3%が「学力の向上に役立った」、53.9%が「自分の力を試すことができた」と回答。「精神的な成長に役立った」も44.9%あった。メリット以外では、「受験勉強が苦しかった」は27.1%と約4人に1人、「自由な時間が減った」は19.6%と約5人に1人が回答した。
「受験に立ち向かうために必要なこと・必要なものは何だと思うか」という質問では、もっとも多い54.2%が「塾での学習」と回答。ついで44.6%が「志望校への憧れ」「困難に立ち向かう強い気持ち」と答えた。
受験を乗り越えるうえで精神的な支えとなった人については、受験生の約3人に1人にあたる33.7%が「母」と回答。「塾の先生」28.6%、「塾の友達」13.9%と続いた。「中学受験をしよう(させよう)と最初に考えた人」は、「母」が47.9%ともっとも多く、「子ども」29.6%、「父」16.5%と続いた。
栄光ゼミナールではこのほか、「受験生アンケート(公立中高一貫校受検編)」も実施し、結果をWebサイトなどで公開している。公立中高一貫校受検編との比較では、公立中高一貫校の受検生が塾に通い始めた時期は「小学5年生」が51.7%ともっとも多く、私立・国立中学校の受験生より遅い傾向にあった。「中学受験(受検)をしよう(させよう)と最初に考えた人」は、公立中高一貫校では「子ども」が43.3%ともっとも多かった。
「受験生アンケート(私立・国立中学受験編)」は2019年1月1日~3月28日、栄光ゼミナールの教室に在籍し、2019年に私立・国立中学校を受験した受験生とその保護者を対象にインターネットで調査したもの。回答者数は、受験生332人、保護者339人。
中学受験を意識して塾に通い始めた時期は、「小学4年生」が46.7%と最多、ついで「小学5年生」28.5%。第1志望校を決定した時期は、「小学6年生の夏休み以降」26.4%、「小学6年生の夏休みに入る前」26.1%と、過半数が小学6年生になってからと回答した。
志望校を決定するうえで重視したポイントは、「学校の教育方針・校風」がもっとも多く、受験生55.4%、保護者71.5%を占めた。このほか、受験生は「校舎や設備が整っている」(31.9%)や「クラブ活動が充実している」(23.2%)など学校生活、保護者は「中高一貫指導」(30.6%)や「大学への進学実績」(24.6%)など学習内容や進路に関する項目を重視する傾向にあった。
一方、「『受験』とはどのようなものだったと感じるか」と受験生に尋ねたところ、56.3%が「学力の向上に役立った」、53.9%が「自分の力を試すことができた」と回答。「精神的な成長に役立った」も44.9%あった。メリット以外では、「受験勉強が苦しかった」は27.1%と約4人に1人、「自由な時間が減った」は19.6%と約5人に1人が回答した。
「受験に立ち向かうために必要なこと・必要なものは何だと思うか」という質問では、もっとも多い54.2%が「塾での学習」と回答。ついで44.6%が「志望校への憧れ」「困難に立ち向かう強い気持ち」と答えた。
受験を乗り越えるうえで精神的な支えとなった人については、受験生の約3人に1人にあたる33.7%が「母」と回答。「塾の先生」28.6%、「塾の友達」13.9%と続いた。「中学受験をしよう(させよう)と最初に考えた人」は、「母」が47.9%ともっとも多く、「子ども」29.6%、「父」16.5%と続いた。
栄光ゼミナールではこのほか、「受験生アンケート(公立中高一貫校受検編)」も実施し、結果をWebサイトなどで公開している。公立中高一貫校受検編との比較では、公立中高一貫校の受検生が塾に通い始めた時期は「小学5年生」が51.7%ともっとも多く、私立・国立中学校の受験生より遅い傾向にあった。「中学受験(受検)をしよう(させよう)と最初に考えた人」は、公立中高一貫校では「子ども」が43.3%ともっとも多かった。
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