石川県人でも知らない人が多いかも?「加賀みそ」と「能登みそ」どう違うのか
Jタウンネット2018年4月28日(土)7時53分
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2018年4月17日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、地域による味噌の違いを話題にしていました。
同じ石川県でも加賀と能登では、味噌にも違いがあるようです。
石川県の味噌は軟らかく塩分高め
味噌の種類には、豆、麦、米と3種類ありますが、その8割は米味噌で石川県でも米味噌が主流です。
白山市にある加賀味噌食品工業協同組合を訪れると、大豆、塩、塩麹を混ぜ、加賀みそを作っていました。
全国シェア50%を誇る信州味噌と比べると、明らかに軟らかく味は辛めで濃厚でした。加賀みその特徴としては、米麹の割合が多く、水分が多い。そして水分が多いため、塩分も高めになっているそうです。
加賀みそは、加賀藩主の前田利家が軍用の貯蔵食品として作ったのが始まりだったそうです。そして、その味噌を保存していたのが、金沢市の旧味噌蔵町でした。
一方、能登みそは、その加賀みそよりもさらに軟らかく塩分も高くなっています。大豆と炊いた汁も混ぜているので水っぽく、加賀みその熟成期間が3か月なのに対して、こちらは1年と長いです。
塩分濃度も加賀みそが12%なのに対して、能登みそは15%。魚介料理をよく食べる能登では、少量でも魚臭さを消してしっかり味がつき、また、すぐに溶けるように工夫されたそうです。
地域による味噌の食べ比べもおもしろそうですよね。(ライター:りえ160)
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