JR大阪駅西口にある路線図が完全に「龍」でカッコイイ 六甲山~播州まで...近付いて駅の名前を見てみると
2024年5月11日——神戸〜大阪間に鉄道が開通して150年目になる記念すべき日である。
この150年という節目を記念し、大阪駅には印象的な「路線図」が飾られている。
それが、こちらだ。
皆さん、お分かりだろうか?
ひょっとしたら、関西の路線図に馴染みのない人は「へえ〜、こんな感じなんだ」と思ってしまうかもしれない。
もしあなたがそうなら、ちょっと目を細めて、画面を顔から離して、この路線図を見てほしい。
ほらここに、「龍」がいるでしょう?
2024年「辰年」と150周年を記念して
本物の路線図だとうっかり信じてしましそうなクオリティの「龍の路線図」はデザイナーの大森正樹さんが作成したもの。
かつてJタウンネットで紹介した、東京・柴又駅の寅さんの路線図アート「Tiger Railway」を手掛けた人物だ。
龍の路線図があるのは、大阪駅西口。2023年3月、「うめきた地下口」と同時に設置された新しい改札口である。
路線図の制作を依頼したのはJR西日本阪奈支社の地域共生室。同室は2024年が神戸〜大阪間の鉄道開業150周年であると同時に、「辰年」でもあることから、龍をモチーフにした路線図を作ってもらうことにした、とJタウンネット記者の取材に対して説明する。
もちろん、これは「路線図アート」であって、ホンモノの路線図ではない。
ただ、神戸・三宮・住吉・尼崎・西宮・大阪はしっかり書かれていて、それを繋ぐ太いブルーの線には「1874〜」と書き入れられている。
アートボードも、阪神間も、そして龍も横長であったことが、見事にマッチして龍っぽさも路線図っぽさも抜群なアートに仕上がっているのだろう。
龍の「路線図」の駅に近付くと
そして、その他の駅のように打たれている点に近付いてみると、書いてあるのは......。
世界中の言葉で「龍」を意味する単語である!
Jタウンネット記者の取材に応じた作者の大森さんは、そこに込めた思いを次のように語った。
「いろいろなエリアの人が見て、自分のエリアの言葉を見つけてくれたら楽しいだろうし、龍はこんなに多くのエリアで認識されているという驚きも、感じてもらえるかもしれません」
昨今、大阪には多くの外国人観光客が訪れているという。
この龍の路線図をきっかけに、言語を超えた交流も生まれるのかも?
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