一目でわかる「気になる街の駅前事情」 ありそうでなかった「カフェ路線図」が便利すぎる

2021年10月5日(火)19時0分 Jタウンネット

「ありそうで無かったので自分で作ってみた」

そんなコメントと共に2021年9月28日に投稿された「停車駅案内」が話題だ。

上の画像は東急東横線と東急田園都市線の各駅における「スターバックス」や「ドトール」「タリーズ」といった大手カフェチェーン店の有無を示した「カフェ路線図」だ。

確かに、ありそうでなかった使い勝手抜群の図。どの駅に好みのカフェがあるのかひと目で明らかなため、この路線を使っている人は重宝すること間違いなしだろう。ツイッター上でも、

「なんて便利」
「なんだこれめちゃくちゃありがてぇ!!」
「すごい!カフェ路線図、実用的で楽しい」

といったコメントが寄せられている。

作者はツイッターユーザーのにゃんこそば(@ShinagawaJP)さん。オープンデータを使って都市の姿を可視化し、これまでにも「川だけで描いた地図」や「人が住んでいるところを光らせた地図」などを制作してツイッター上で話題に。

Jタウンネットでも「まさに日本列島の『血管』だ... 『川だけで描いた地図』からあふれ出す生命力がすごすぎる」や「日本って、こんな風になってるんだ 『人が住んでいるところを光らせた地図』が超興味深い」という記事でその活動を伝えている。

今回も、Jタウンネット記者がにゃんこそばさんに話題の路線図の制作経緯を聞いた。

「日頃よく利用するチェーン店が駅近にあるか」を知りたい

「引っ越し先を検討しているのですが、『日頃よく利用するチェーン店が駅近にあるか』が分かるメディアが見つからなかったため、自分でまとめてみることにしました」

「カフェ路線図」制作の経緯について28日、記者の質問にそう返答するにゃんこそばさん。国土交通省が公開している「国土数値情報」とカフェチェーン各社公式サイトに掲載の店舗住所を組み合わせ、各駅から400メートル以内に存在するカフェをリストアップ。結果を停車駅案内風にまとめた。

あくまでも個人的な動機で制作を始めたとのことだが、ツイッターに投稿したことで他のユーザーより要望があったため、埼玉・千葉方面や大阪(御堂筋線)なども追加したという。

「土地勘のない駅も沢山ありましたが、データをまとめながら地図やストリートビューを開いてみると想像よりも栄えていたり、魅力的なお店や街並みが広がっていたりして、いろいろな街に興味を持ちました」(にゃんこそばさん)

にゃんこそばさんによれば、一連の投稿に「#間違ってたらコメントください」というハッシュタグをつけたことで、間違い情報に限らず「わが街の好きなところ」や「チェーン店ではないが好きな店」など、いつものツイートより幅広いコメントが寄せられたそうで、

「カフェチェーンの話題が皆さんの記憶を掘り起こし、話が広がっていったのが印象的でした」

と、話題になったことについて振り返った。

気になる街のカフェ事情がどうなっているのか、ぜひカフェ路線図で一度確認してみてほしい。

Jタウンネット

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