「寿命を縮めます」 コードレス掃除機にはNG行動があった!
2025年4月23日(水)17時0分 grape

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コンセントの場所を気にせずに掃除できる、コードレス掃除機。
「電池切れが早くなったかも」と感じているなら、『電池の劣化』が進行しているかもしれません。
電池の劣化を防ぐためには、『やってはいけない行為』を意識しましょう。
コードレス掃除機の電池は『過放電』に注意
コードレス掃除機のバッテリーが短時間で切れてしまう場合、充電方法や周囲の環境、使い方などに原因があるかもしれません。
家電製品を多く取り扱うパナソニック株式会社(以下、パナソニック)のウェブサイトでは、コードレス掃除機のバッテリーについて、以下のような解説をしています。
電池を長持ちさせるには、使用時間にかかわらず毎回使用後に充電してください。電池の残量がない状態で放置すると、電池の劣化が急激に進行し電池寿命が短くなる原因になります(過放電)。
パナソニック ーより引用
もし普段から「充電は電池残量が少なくなってから」「すべて使い切ってから」と考えているのなら、それが充電切れを早める原因の可能性があります。これからは小まめに充電していきましょう。
過放電以外の注意点とは
また、過放電以外にも電池の寿命を縮める原因があります。次のような点に注意してみましょう。
1.周囲の温度に注意する
充電する場合には、室温が5〜35℃の場所で行いましょう。温度が極端に高い場所や低い場所では、充電が正しく行われない恐れがあります。
2.電池切れの後に運転スイッチを押さない
掃除中に充電切れを起こして止まっても、運転スイッチをもう一度押すと多少動く場合があります。しかしこれは、電池の放電が起こり、電池寿命を短くする原因です。
充電切れが起きたらそれ以上稼働させず、すぐに充電器に接続しましょう。
3.長く使わない時はフル充電にしておく
1か月以上使わない場合は、フル充電してから保管します。また、使わなくても1年に1回は充電するようにしましょう。
充電アダプターの扱い方は?

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電池を長持ちさせるためには必須の充電アダプター。こちらも機械であることには変わりないため、「普段はどうしておけばいいのだろう」という疑問が浮かぶかもしれません。
パナソニックによると、本体に差しっぱなしにしておいても特に問題はないのだそう。また、充電台のプラグもコンセントに差したままで問題ないとのこと。
一度充電位置に設置したら、そこまで細かく気を使わなくてもよさそうですね。
ただしホコリやゴミが溜まると、充電しにくくなったり思わぬトラブルの原因になったりする可能性があります。掃除のついでに軽く拭いておく程度のお手入れなら実践しやすいのではないでしょうか。
せっかくの便利なコードレス掃除機も、充電切れを頻繁に起こしたり、バッテリーの寿命そのものが短くなってしまったりしては残念です。パナソニックの解説を参考にして充電方法を見直して、便利に使いこなしていきましょう。
[文・構成/grape編集部]
出典 パナソニック